コロナ禍で家族のおでかけの機会が減ったこともあり、思い出自体も減っていませんか?
日産自動車が2021年9月、子どもを持つ親に『家族の思い出調査』を実施したところ、コロナ禍以降、家族のおでかけ回数が減ったことで、約7割の人が「家族の思い出も減った」と回答したそうです。
また、8割以上の親は、自粛により「子どもの今しかできない機会が失われていると感じる」と回答。おでかけの機会が減り、子どもがつらい思いをしていると心配する親は7割以上でした。
そのような中、「家族で安全に楽しくおでかけするポイントを知りたい」と感じている親は9割近くにも上っていたようです。おでかけしたい場所は、密を避けた「人が少ない穴場の観光地・施設」が圧倒的人気となっていました。
確かに今、おでかけしたい気持ちは高まっていますよね。でも、安心しておでかけできるアイデアが欲しいところ。そこで、家族で楽しくおでかけするにはどうすればよいのか、そのちょっとした工夫を紹介していきましょう。
■車でアウトドア・大自然へのおでかけを存分に楽しむ!
日産自動車が「コロナ禍でも安全に楽しくおでかけしたい」という家族の声に向き合って作ったという、特設サイト『思い出をよくばる7つのおでかけスタイル SERENA e-POWER NEW LIFESTYLE CATALOG』では、セレナの広い室内空間を活用しながら、コロナ禍におでかけを楽しむヒントが紹介されています。
例えば、夜のうちに出発して車内泊し、次の日は朝からめいっぱい楽しむ、リビングのソファを車に積んで大自然の中に持ち込むなど、ちょっとした工夫でおでかけがより一層楽しめる方法が紹介されています。車でのおでかけの可能性が広がりますね。
■カラオケの代わりに車内でドライブをしながら歌う!
昭文社が2021年に『今年の夏の家族旅行』の意識調査を行った結果、夏のおでかけ先の希望エリアは「飛行機や新幹線を使って移動する遠隔地」は21%だった一方で、「車や電車で移動できる居住地近郊の宿泊エリア」では65%と大きな差が出ていました。このご時勢、やはり車での移動のニーズが高まっているようですね。
あるファミリーの体験談に、カラオケボックスに行くのを控えていた頃「ドライブをしながら車内で音楽をかけ、家族みんなで歌うという方法で楽しんでいた」というものがありました。カラオケは大きな声で歌って発散するのが一つの目的。ドライブ中なら、ある程度大きな声で歌っても周りに迷惑がかからないので、より楽しめそうですね。
■早朝に親子でジョギング
テレワークをしていると、どうしても運動不足になりがち。そのため、ジョギングやウォーキングなどをしている人も多いと思います。ある家庭では、運動不足解消のための早朝ジョギングを親子で実施していたそう。ジョギングといっても散歩のように楽しめるので、子どもは意外とおでかけ気分を味わえるようですよ。
工夫次第でいろいろなおでかけを楽しめるようです。まだまだ感染リスクは避けたいものですが、これらのヒントをもとに、おでかけを楽しみ、思い出を増やしていきたいものですね。