異性と少し仲良くなった頃に聞かれる質問の一つに「好きな食べ物は?」というのがあります。この質問に、あなたは何と答えますか?
もちろん嘘をつく必要はありませんが、もし嫌いでないなら「甘いもの」を選んだほうが恋愛には有利に働くかもしれません。その理由を紹介していきましょう。
■甘いものが好きだと“感じがよい”
ある実験で、好きな食べ物がその人に対するイメージに影響を及ぼすのかを調べました。学生たちに知らない人の写真をごく短時間見せ、その人物の好きな食べ物についての説明文を隣に添えるという実験です。
好物とされる食べ物は、苦いもの、酸っぱいもの、ピリッと辛いもの、甘いものいずれか。被検者には感じのよさ、外向性、神経質さの3つの側面について写真の人を評価してもらいました。結果、甘いものが好きな人物は、他の味の食べ物が好きな人物より“感じがよい”と評価されたのです。
好きな食べ物に甘いものを選ぶだけで、感じがよいなと思ってもらえるなんて、かなりお得感がありますよね。ぜひ「チョコレート」や「生クリーム」など、甘さをイメージできる答えを用意してみてください。
ただ答えるだけでなく、実際に食べている姿を見せたり、最近行ったカフェでの美味しそうなケーキなどの写真を見せたりしてもよいかもしれませんね。
■一緒に甘いものを食べるのもオススメ
そしてもし相手が好きな食べ物を聞いてきたのなら、初デートのお誘いを考えている可能性があります。初デートには、短時間で済み、オシャレな雰囲気も醸し出せるカフェデートがピッタリです。自分から「行ってみたいお店があるんだ」などと、さり気なく誘ってみてもよいかもしれません。
甘いものには目がないという人にとって、この実験結果はかなりうれしいですよね。「甘いもの好きに悪い人はいない」なんてよくいいますが、案外、的を得ているのかもしれませんね。
大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。