12月10日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演した佐野史郎。佐野といえば、今年4月期放送の北川景子主演ドラマ「リコカツ」(TBS系)に北川演じる咲の父親・武史として第3話まで出演していたが、腎機能障害のため急遽入院。第4話からは平田満が代役を務めることに。連ドラの途中降板は珍しいケースのため、佐野の病状を心配する声がその当時から数多くあったが、半年以上経った今、佐野の口から「腎機能障害とは多発性骨髄腫だった」と明かされた。
佐野の説明によれば、3話まで放送していて、4話も撮影が途中まで進んでいた状況で途中降板することは、自身の代役を務める方にも多大な迷惑をかけることになるし、そこで病名を明かすと大変な騒ぎになってしまうのではないかと懸念されたため、正式な病名はすぐには報告できなかったという。しかし腎機能障害が出ていたことも事実だったそうだ。現在は化学療法での治療を進めているところだそうで、「この分野は治療が進んでいるそうなので、自分の中のいい細胞を取り出して、この先はこれをもう一度、悪いのを抑えて、移植し直して、再生しようって治療です。まあ、順調に進んでいる」とのこと。このタイミングでの正式な病名報告は、ドラマの撮影も終わり、しっかりと治療をするためだと説明した。
「佐野が『徹子の部屋』に出演したのは、病気が治ったことの報告だろうと思った人が多かったようで、ネット上では正式な病名に驚きの声があがっているようです。『元気になったのかと思ったら血液系のがんだったとは。佐野さんはいい俳優さんだから、しっかり治してまた名演技を見せてほしい』『血液系のがん治療は抗がん剤の開発が進んでいると聞くから、きちんと治してから俳優として復帰してほしい』『オンリーワン感のある俳優さんだから大好き。しっかり治療して頑張って!』『決して簡単な治療ではないと思いますが、佐野さん、待ってますから』など、声援があふれています」(女性誌記者)
ぜひとも元気な姿で、またアクの強い人間を演じてほしいものだ。