毎年恒例の「NHK紅白歌合戦」。今年は日本を代表するギタリストが初参戦することで大きな注目を集めている。その人物とは、布袋寅泰である。
「紅白の出場歌手が発表されたのが11月19日。同日に行われた出場歌手発表会見で、布袋は『アーティスト活動40周年を迎えた今年、NHK紅白歌合戦に初めて参加させていただくことを大変光栄に思い(中略)皆さまの心が晴れるようなパフォーマンスをお届けできるよう頑張ります』と喜びのコメントを寄せました。実は、布袋が紅白に出場するのは今回が初めてではなく、2006年、妻の今井美樹が『PRIDE』で出場した時、そして2018年には演歌歌手の石川さゆりが紅白トリで『天城越え』を歌った際、ゲストギタリストとして参加。しかし今回のように布袋自身が参戦するのは初めて。ファンも大いに期待しています」(スポーツ紙記者)
SNSには、布袋の出場を喜ぶ声のほか「布袋様×紅白 なんだか縁起がよさげな組み合わせ」といったコメントも寄せられている。
そんな布袋が、実際に福を招く“布袋様”になった過去はご存知だろうか。
「2011年に起きた東日本大震災で布袋は、自身のツイッターを通じてフォロワー達の安否確認に協力。著名人だけにそのフォロワー数は相当なもの。彼は、その膨大なフォロワーから寄せられる安否情報を求める声に協力。当時、ツイッターのユーザーからは『布袋さーーーーーん! 安否確認が取れなかった仙台市若林区の私の叔父・叔母は無事に元気でいると、今連絡が取れました!』『過日は従兄弟の安否確認のために布袋さんのお力を頂きありがとうございました』など続々と感謝の声が寄せられました。
布袋は、2011年3月26日に更新した自身のブログで『Twitterでは安否確認や被災地の現状などを[拡散]することによって、多くの方々が情報を共有し 実際何人もの方々が御家族や御友人の無事を知るという大変嬉しい結果につながりました』と報告。『中には不確かな情報も紛れており、真偽を確認するにはTweetした方の前後の文章をこまめに読むしかなくなかなか大変な作業でありましたが、一人でも多くの方のお役に立てればと、今後も続けてゆくつもりです』と綴っていました」(芸能ライター)
果たしてどんな圧巻のステージを披露してくれるのか。今から待ち遠しい。
(窪田史朗)