我が子を育てながら、「愛情が不足していないかしら……」と不安になっているママは多いのではないでしょうか。とくに、ワーキングマザーは子どもとの時間が少ないこともあり、余計にそう感じるかもしれません。そこで、子どもが親の愛情不足を感じているかどうかを見極めるポイントを紹介していきましょう。
■いたずらが多くないか
子どもはいたずらが大好きですが、あまりに親の気を引くようなものが多いなら要注意。例えば、親が困るようなものに落書きをしたり壊したりするのであれば、親からの愛情不足を感じている可能性があるかもしれません。
■指しゃぶりや爪噛みをする
昔からいわれていることですが、指しゃぶりや爪噛みをするのは親の愛情不足が原因の可能性があります。指しゃぶりについては、ある程度の年齢まで問題ないようですが、あまりに長引いていつまでもやめないという場合、ちょっと気を付けたほうがいいかもしれないですね。
子どもが問題行動を起こすと、何かと親の愛情不足を指摘されることがあります。でも、哲学者の岸見一郎さんの著書「叱らない子育て アドラーが教える 親子の関係が子どもを勇気づける!だからやる気が育つ!」(学研プラス刊)には、すべてが親の愛情不足が原因ではないと書かれています。
愛情不足ではなく、もっと違うところに原因があるかもしれません。例えば、子どもが反抗的になるのは、親が上の立場から叱ったり命令したり支配しようとしたりしているからなんだとか。もし心当たりがあるなら、愛情不足よりこちらのほうを心配した方がいいかもしれないですね。