お笑いコンビ・品川庄司の庄司智春の妻で、タレント・藤本美貴が1月30日放送の「シューイチ」(日本テレビ系)に出演し、子育てのスタンスがうかがえるようなやり取りがあった。
この日、藤本は、劇団ひとりを夫に持つ大沢あかね、Take2・東貴博の妻・安めぐみという、芸人を支えるママタレントらと登場。毎晩の夕食に関する話題では、大沢が藤本家の主な献立を尋ねると、1男2女を育てる藤本は「肉焼いたり、魚焼いたり」と男飯が多いという。
大沢も1男2女の母だが、子供たちの好きな卵料理を作ることが多く、「調理法がバラバラになる」という点に悩まされていると説明。これに藤本は「ウチはもう、子供の(ご飯の)リクエストは基本聞かないから」とし、大沢から「食べてくれる?」と聞かれると、「『出されたものを食べなさい』みたいな」と返し、否が応でも作った料理を食べさせるという方針のようだ。
この藤本の子育てスタンスには、安も大沢も「へぇー」と感心し、納得のリアクションを見せていた。
「子供にお伺いを立てることなく、全て母親の判断で献立を決め、“出されたものは食べる”と教え込む藤本のスタイルには、世間から『ミキティ、いいね』『子どもに対して気を使いすぎるのは子どものためにならない。藤本みたいに出された物を残さず食べさせたほうが将来その子のためになる』『いい母親だと思います』『お子さんが3人いて、それぞれの要望聞いてたらキリがないですもんね』『ミキティ、毅然としていてとても好感が持てます』『作ってもらえる有難さを教えるには必要だよね』などと賛同する反応が並んでいます。
藤本は昨年10月に女性誌『Domani』の取材に応じた際も、『うちの子育てルールをあげるとしたら、そのひとつは子どもたちに気を遣いすぎないこと』だと説明し、夕食後に家族で楽しむ映画鑑賞でも、『“ママも楽しめるように、何を見るかはママが決めまーす”みたいなママ主導。子どもに合わせるようなことはしないです』とのこと。宿題などについても、何時何分から始めるのかを子ども自身に決めさせるといい、それを守らなかった場合には『自分で決めたことをなぜ守れないの。じゃあ、なんで30分からって言ったの』と注意。自分の決めたことに責任を持てるようになってほしいと語っていました。藤本いわく、彼女の教育方針は、『子育てというよりは、弟子を育てている感じ』とのことです」(テレビ誌ライター)
サッパリとした性格の藤本と、愛妻家の庄司にはピッタリな教育スタイルと言えるかもしれない。
(木村慎吾)