【良いこと悪いこと】考察合戦だけじゃない!最高視聴率を呼び込んだ「心に残る」ストーリー展開とは
間宮祥太朗と新木優子がW主演を務めたドラマ「良いこと悪いこと」(日本テレビ系)の第10話が12月20日に放送され、平均視聴率は本作最高の7.1%を記録した。
6年1組に転校した猿橋園子(新木)は、キングこと高木将(間宮)らから日々、イジメられていた。そして、卒業から22年後、掘り起こしたタイムカプセルから出てきた卒業アルバムの高木ら6人のいじめっ子たちの顔は黒く塗りつぶされていた。しかも、その子たちが次々と不審な死を迎える…。
犯行を実行したのは、猿橋が転校してくる前に6年1組にいた瀬戸紫苑(大後寿々花)の婚約者で刑事の宇都見啓(木村昂)。その黒幕は、高木らが通っていたスナック「イマクニ」のマスター・今國一成(戸塚純貴)と猿橋の同僚・東雲晴香(深川麻衣)だった。瀬戸と今國と東雲は、登校拒否となった子供たちが通うフリースクール「タクト学園」での同級生。高木らのイジメが起因となって自殺した瀬戸の復讐劇だったのだ。
「今作は、早くから犯人探しの考察で視聴者は盛り上がっていました。ドラマ終盤になってからは、さまざまな布石をたどり“今國犯人説”は有力で、多くの視聴者は自分の推理に喜んでいましたね。Xでは『イイワル』がトレンド1位にランクイン。視聴者それぞれが推理をしながらも、SNS上で考察合戦を繰り広げるという新しいスタイルのドラマだったと言えるでしょう」(テレビ誌ライター)
小学校のイジメが原因で、22年後の殺人事件にまで発展したという内容の今作。単なる考察だけでなく、イジメ加害者、被害経験者にも深く心に残るドラマだったのではないだろうか。
