日本テレビが人気グループ・嵐の櫻井翔を同局の“看板キャスター”にするという構想が浮上している。
女性誌「女性自身」2月15日号が報じたところによると、日本テレビでは先日、桝太一アナウンサーが3月末での退社を発表。桝アナは11年から21年まで「ZIP!」(日本テレビ系)で総合司会を務めるなど日テレを代表するアナウンサー。彼の退社によって、残る日本テレビのベテランで全国的な知名度があるアナウンサーは「news every.」(日本テレビ系)でメインキャスターを務める藤井貴彦アナウンサーぐらいだという。そのため、桝アナと同い年で「news zero」(日本テレビ系)にも出演中の櫻井翔を次の“看板キャスター”にするという構想が浮上しているのだという。
櫻井は06年に「news zero」の月曜担当キャスターに就任以降、さまざまな経験を積み上げた実績があり、日本テレビからの信頼も厚い。嵐が活動休止中の今は以前よりキャスターに割ける時間も増えており、日本テレビも今後は「news zero」の櫻井の出演する曜日を増やしたい意向だという。
しかしネットでは《桝さんの代わりはハードル高いよ》《日テレはもっときちんと局アナ育てたら?》《最近失言してたけど大丈夫?》など辛辣な声が多数書き込まれている。
「櫻井は21年12月6日放送の『news zero』で、魚雷を投下する雷撃機の搭乗員だった元日本兵の方にインタビューを行いましたが、その際に『アメリカ兵を殺してしまったという感覚は?』という質問があまりにも失礼で残酷としてネット上で大炎上を起こしました。今回の記事に対する拒否反応はそのことが影響していると考えられます。とはいえ、いちばんの問題は日本テレビが次期看板キャスターとなり得る人材を育てていないことでしょうね」(芸能記者)
果たして4月以降、日本テレビの“顔”は誰が務めるのだろうか。
(柏原廉)