タレント・若槻千夏が3月1日放送の「今夜はナゾトレ」(フジテレビ系)に出演し、ユニークな教育方針を明かした。
2012年に一般男性と結婚し、同年に長女、2017年に長男を出産した若槻。番組MCでお笑いコンビ・くりぃむしちゅーの上田晋也から「結構、教育熱心なの?」と聞かれると、「逆に何もしないっていう教育ですね。何もしない。反面教師で子は育つって気が付いて」と一風変わった子育てを実践しているという。
若槻によると、子どもたちは「ママみたいになりたくないから塾に行く」と話しているといい、あらゆる自主的な行動において、「ママみたいになりたくないから」という前提が付くと説明。これに上田が「悲しくねぇのか、それは」とツッコむも、若槻は「ピアノも始めましたし、英語も習いに行ってます」とユニークな教育方針の成果が出ていることをアピール。続けて、「英語は、私がハンバーガーショップで、『ベーコン(Bacon)チーズバーガー』を『バッコンチーズバーガー』って読んだんです」と明かし、母のとんでもない読み間違いを目の当たりにした子どもがおのずと英語の勉強を始めるようになったようだ。
さすがの“バッコン”には、上田も「今後もぜひ、何もしないでいただきたい」と若槻の教育スタイルを支持した。
「若槻は、『クイズ!ヘキサゴンII』(フジテレビ系)の予選ペーパーテストで、5点以上取ったことがないという伝説があります。子育てにおいても背伸びすることなく、“若槻流”のユニークな方針を心がけていると明かし、ネット上には『教育熱心なママが芸能界にいっぱいいるのに流されずに素敵です』『勉強はできないかもしれないけど頭の回転はイイから賢い人だと思う』『生半可な英語力ある人は山ほどいるが、バッコン読みできるセンスは唯一無二で、こっちのほうが貴重』などと好意的に捉える見方が大半でした。
若槻は、2018年3月放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)でも、街の看板の漢字が読めず、英語のABCの歌も歌えないなど、様々な“おバカ”ぶりが子どもにもバレ始めていると告白。娘からは『私、ママみたいになりたくない。ママは聞いたことに何も答えられない。私はちゃんと答えられる人になりたい』と告げられ、ある日の帰宅中には『ママってさ、バカなんでしょ?』とのひと言も浴びてしまったと嘆いていました」(テレビ誌ライター)
バラエティ番組では大きな武器となる“バッコンチーズバーガー“のエピソードだが、若槻の子どもたちにとっては、勉強のモチベーションにつながるほどの危機感を抱いたものだったのかもしれない。
(木村慎吾)