お笑い芸人・宮迫博之がプロデュースする焼肉店「牛宮城」のメニューが発表され、その“強気な価格設定”に対するツッコミが相次いでいる。
渋谷一等地での280万円もの賃料や、共同経営するはずだったユーチューバー・ヒカルのプロジェクト撤退など、様々な試練を乗り越え、ついに3月1日にオープンを迎えた牛宮城。
2月24日に投稿したYouTube動画「日本一有名なあの焼肉店がついにOPENします」では、こだわりのハイボール「迫ハイ」や、交雑牛のヒレ、サーロイン、和牛の盛り合わせ、極みタン塩などを店内で試食する様子をお披露目した。そのいずれのメニューについても、「美味しい!」「これはすごい」「ブラボー」などと絶賛した宮迫だったが、実際のメニュー表が公開されると、ネット上には「高すぎて行けません」との声が並ぶ事態となった。
「宮迫が動画内でも大満足だった、“厳選和牛モモ肉にこだわり、肉の美味しさを追求した牛宮城を代表する逸品”だという『THE ユッケ』は、60gで1700円、100gは2800円。『極みタン塩』も1人前の価格が2200円で、“2人前より承ります”との記載も。また、『特選ハラミ』に至っては3500円と強気な値段で、『石焼ユッケビビンバ』などのサイドメニューも2180円と割高な印象です。とりわけ、最も多くのツッコミが集中したのが、『おひつごはん』で、おひつに入った状態で提供されるという特別感をまとってはいますが、1合で780円、2合なら1580円、3合では2380円と、白米の注文を躊躇してしまいそうな価格設定に。980円の『卵スープ』は、高級焼肉店として知られる『叙々苑』でさえ700円で提供していますから、あらゆるメニューにおいて牛宮城の覚悟と本気度がうかがえます」(テレビ誌ライター)
ネットやSNSには発表されたメニュー表に対し、「若者の多い街でこの料金の高さだと次第に客足は遠のきそう」「普通に単価7000円から1万円くらい行きそうな感じ。しばらくは賑わうだろうけど、リピート率は高くないんじゃないかな」「高すぎて行けません」「米780円っておかしいよね」「白米と卵スープの売上で経営を成立させようとしてるな」などの声が殺到。また、卵スープ以外のメニューについても、全体的に「叙々苑」以上の高値となっているものが多く、「牛宮城の値段設定が叙々苑と同じくらいなの、焼き肉を舐めてるとしか思えない」「この値段で焼肉行く層は、普通に叙々苑で十分なのでは」「牛宮城行くなら余裕で叙々苑」といった指摘が見られた。挙げ句の果てには、オープン前からネットの口コミレビューで星1つの酷評が付けられる事態となり、前途多難の様相を呈することに。
宮迫にとって、非常に大きな挑戦の幕開けとなる牛宮城の開店だが、果たしてどのような運命を辿ることになるのだろうか。
(木村慎吾)