「リビングのキッズスペースが狭くて……」と悩んでいませんか?
実は、子どものスペースはそんなに広くなくてもいいケースが多いもの。狭い空間を上手に活用することで得られるメリットもたくさんありますよ。
■子どもが遊びやすい
手に届く範囲にお気に入りのおもちゃがあれば遊びやすいですし、子どもたちは端っこの狭い空間が好きだったりもします。あまり広過ぎても何をしてよいか分からなくなったり、おもちゃなどが散在して迷ったりしますから、子どもの“大好き”が詰まったシンプルな空間であればOK。狭いスペースを生かして、どう遊びを展開させるか考える力も養えます。
■整えやすい
子どものスペースが広くなればなるほど、片付けの手間も増えがちです。子ども自身が把握して整えられる範囲で遊べる方が、片付けの習慣も身につきやすくなります。使えるおもちゃも、子どもが把握できて自在に活用できる範囲内に収めた方が、「忘れてしまって使わない」という事態を防ぎやすくなります。
■家族とのコミュニケーションがしやすい
子どもが遊んでいる間に何かを発見して、それを「誰かに伝えたい!」と思ったとき、すぐ近くに家族がいればうれしいものです。お互いに今何をしているかを把握していて、コミュニケーションを取りながらお互いの好きなことに没頭できる距離感は、子どもにとっても保護者にとっても安心な空間です。
広い空間で自由に走り回る……ことは、公園など家の外でも実現できます。お互いに心地よく過ごせることを重視することで、限りある空間を有意義に活用してはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)