ファッションの好みは人それぞれ。あなたはどんな格好をしている男性に惹かれやすいですか?
スーツが似合う男性という人もいれば、ちょっと悪そうな恰好の男性という人もいるでしょう。いずれにしても、気になる男性のことって知りたくなりますよね。そこで、ワイルドな格好をしている男性の心理をみてみましょう。
■ワイルドな格好は自己呈示の威嚇!?
革製品を着ていたり、いかめしいデザインのアクセサリーをつけたりしている男性っていますよね。そういう人は“自己呈示(ていじ)の威嚇”をしているのかもしれません。これは、自分に近寄りがたい印象を与えて自尊感情を高めることをいいます。「人とはちょっと違う」という希少性を表したい場合もあります。
■実際はあまり自信がない?
では、なぜこのようなファッションをして自己呈示の威嚇をしなければならないのでしょうか? その理由は簡単。本当の自分に自信がないからです。外向きには自信たっぷりで何事にも動じない自分を見せていますが、内心は人から弱いと思われることに人並み以上に恐怖を感じているのです。
■サングラスは不安の証?
このようなファッションをしている人の中には、サングラスをつけている人もいますよね。そういう人は、他人からの目線が気になっている可能性も高いです。逆に、自分の視線が他人を不快にさせているのではないかという不安からサングラスをかけている人もいます。そう考えると、サングラスをかけている人って、実は気が小さくて優しい人なのかもしれませんね。
ファッションには、なりたい自分が投影されることがよくあります。人によっては、自分の憧れの人物を真似していたり好きな人の好みの外見になろうと必死だったりもします。そんな風に他人のファッションを見てみると、また相手の違った一面が見えてくるかもしれませんよ。
大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。