人の愛し方には“5つのタイプ”があるのをご存知ですか? まずは自分のタイプをチェックしてみましょう。
■エロス/恋愛ドラマや映画のようなドラマティックなときめきの愛
■アガペ/母親的な自己犠牲。尽くすことに喜びを感じ、見返りを期待しない愛
■ストルジュ/友情のような穏やかな信頼関係。ずっと続きやすい静かな愛情
■ルダス/ふわふわと浮ついた遊びの愛。不貞など刹那的な感情
■マニア/ストーカー的になり、スマホチェックをしたくなるような感情
心理学では、恋愛の表現方法は上記の5つのタイプに分かれるといわれています。「自分はこのタイプ!」とはっきりしている人もいますが、「ストルジュとエロスの間」というように、いろんなタイプが混ざっている人が多いです。
どのタイプがいいとは言えませんが、マニア的な感情に限っては悪い部分しかありません。相手と自分を責めてしまい、苦しいだけなのです。当てはまる人は、感情を抑える方法を学ぶことをオススメします。人の心はままならないもの。そういう“当たり前”のことを理解しようとすれば、自然とマニア的感情は薄れていきます。
そして、自分はどの愛し方に偏りやすいかを確認しながら、現実の恋愛と照らし合わせて軌道修正してみてください。
例えば、「なんだか最近、彼の部屋に遊びに行くと掃除ばかりしてて疲れてる……」という人は、完全にアガペタイプですよね。それを理解しながら、「少し違う部分を取り入れようかな」と意識するだけでも、だいぶ気持ちが楽になります。
恋の悩みをセルフケア。ぜひお試しくださいね。
安藤房子(あんどうふさこ) 恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テストの作成やメディアでMCとしても活躍中。