女優・水野美紀が5月15日放送の「ドーナツトーク」(TBS系)に出演し、感情が「行ったり来たり」してしまう結婚生活について語った。
この日は、コメンテーターとしても活躍し、東京大学法学部を首席で卒業した経歴を誇る山口真由氏を迎え、その恋愛観や結婚観に迫った。
“結婚”のトークテーマでは、2016年6月に俳優兼イラストレーター・唐橋充と結婚し、翌17年7月に第1子を出産した水野が持論を展開。「今、離婚率スゴい高いし、そもそも結婚(制度)っていつ始まったのよ。こんだけ離婚率のあるこの制度って、欠陥があるんじゃないって思っちゃう」と指摘し、「“幸せになる”って言い方がよくない。“あいつ殺す”と“すごい幸せ”の行ったり来たりだから、ずっと」と、波の激しい結婚生活であると嘆いた。
しかし、「結婚してよかったと思った」場面もあるという水野。「旦那のためとか、子供のためとか、びっくりするぐらい頑張れる。早起きして弁当作るとか。人のためにだとこんなに人間ってパワーが出るんだって知れたのは、結婚してよかったなと思う」と語り、共演者から感心するリアクションが寄せられていた。
「これには主に同性からの『めっちゃわかる』との反応が多く見られ、ネット上には『確かにそうですね! その繰り返し』『すんごい共感できます』『赤の他人とずっと暮らすこと自体が不自然』『日々“帰ってこなくてもいいのに”と、“まぁ悪くないかな”の繰り返しです』『私だけじゃなくてホッとした』などの反応がありました。
また、水野の口から飛び出したまさかの物騒な言葉にも、『これくらい正直な気持ちを面白く表現できるって素敵ですね』『水野さんが言うと面白い』『笑ってしまった(笑)。あの凛としたビジュアルの水野さんからこんな言葉が出てくるなんて』『綺麗な女優さんですけど、親近感湧きました』などと面白がる人が多かったです。唐橋にとっては一瞬ビクッとなってしまうような発言だったかもしれませんが」(テレビ誌ライター)
結婚生活を端的に言い表した水野のストレートな表現は、多くの主婦にとっても刺さるものだったようだ。
(木村慎吾)