日本でラグジュアリーホテルといえば、いずれも格式ばった“お高い”イメージがありますよね。でも、世界のラグジュアリーホテル市場では、高価格なだけでなく、人々の価値観の多様化に合わせた“高付加価値”を提供し、ホテルごとに異なるコンセプトやクリエイティビティを持つ「ブティックホテル」がトレンドになっているのです。
その波は日本にも来ています。2017年にオープンした「TRUNK(HOTEL)」を筆頭に、2020年にオープンした「エースホテル京都」「HOTEL K5」「キンプトン新宿東京」がその例です。そして、ブライダル事業も行うテイクアンドギヴ・ニーズが、新しいブティックホテルを2023年から順次出店していくことを発表していました。
2023年、渋谷区富ヶ谷に開業予定の「TRUNK(HOTEL) YOYOGI PARK」では、ホテルの最上階に位置するスイートルームやルーフトッププール&バーから代々木公園を一望することができ、旅行者と地域住民が集う新しい遊び場になる予定とのこと。
ラグジュアリーホテル市場の中でもTRUNK(HOTEL)は、より創造的破壊や破壊的イノベーションを意味する“ディスラプティブ”な価値観を持つブティックホテルです。ターゲットは、振り切った刺激や体験を求める、自己実現力が高い富裕層。格式ばっているだけの従来のラグジュアリーホテルの概念の枠にとらわれない、大人の刺激的な楽しみを味わえそうです。2027年には、渋谷区道玄坂にも新たなブティックホテルが誕生する予定のようですから楽しみですね。
新たな「ラグジュアリーホテル」、一度は体験してみてはいかがでしょうか。