俳優・木村拓哉が主演を務めるドラマ「未来への10カウント」(テレビ朝日系)の第6話が5月19日に放送され、世帯平均視聴率11.1%と前回より0.5ポイントアップ。木村演じる桐沢のスパーリングに魅了される視聴者が続出したようだ。
このドラマは、木村演じる生きる希望を失った元ボクサー・桐沢祥吾が、高校のボクシング部のコーチになったことから熱意を取り戻し、再生していく姿を描いた青春スポーツ・エンターテインメント。第6話では、松葉台高校の校長・大場真琴(内田有紀)が勝手に強豪・京明高校との練習試合を取り付けてしまい、練習のテーマを“とにかく基礎”としていた桐沢は方針を転換。“打倒京明”を掲げて、部員たちを鼓舞する。
「練習試合まで3日と迫る中、桐沢は一人一人とスパーリングをして選手を決めると宣言。こうして1人1分のループスパーリングがスタート。桐沢は、闘志をむき出しにして汗だくになりながらパンチを繰り出し、ついには気合を振り絞ってリングに上がった友部(佐久本宝)と打ち合い、ボディに強烈な一撃を浴びて倒れ込む。この鬼気迫るシーンにネットでは『木村拓哉氏のスタミナ、半端ないですね。』『限界を超えて見せた! それが木村拓哉! いつだって全力 手を抜かない! 本気でやる! だからかっこいいのだ!』『やっぱり木村拓哉は凄みがあった』などのコメントが書き込まれています」(芸能ライター)
しかしこのドラマ、4月14日の初回の世帯平均視聴率こそ11.8%を記録したものの、第2話では10.5%。第3話、9.9%。第4話、9.6%と一ケタ台に急落。第5話で10.6%と二ケタ台に返り咲いたものの、木村史上もっとも視聴率的には苦戦している。
終盤戦に向かって、無尽の体力でラッシュをかけてほしいものだ。
(窪田史朗)