俳優・間宮祥太朗が初主演している連ドラ「ナンバMG5」(フジテレビ系)の6月8日に放送された8話に「ヘタな恋愛ドラマより、超絶萌え!」なる声が見られ、話題となっている。
「ドキドキの修学旅行&幼馴染との再会!恋の大波乱!」と銘打った同回は、難波剛(間宮)とヒロイン・藤田深雪(森川葵)の間に、やっと恋愛らしきものが芽生えてくる。ドラマライターが解説する。
「修学旅行先の男子部屋に深雪ら女性陣が集結するも、生活指導の先生が見回りに来て‥‥というお約束の展開となりました。生徒たちは敷いてあった布団の中に各々潜り込み、剛と深雪は同じ布団の中に。なにやらいい雰囲気になると、お互いの顔と体がすぐ目の前にある。自分の心臓の音が相手に聞こえているのではないかなどと、視聴者もドッキドキな気分を共有します。このまま顔と顔が近づいてキスシーンへと流れていくのか、と思ったところで友人たちに布団をはがされ、アオハルなシーンはひとまずそこでジ・エンドです」
このドラマのヒロイン・深雪は、ヒロインとしてはとても中途半端なキャラ。眉目秀麗で高嶺の花という存在でもなく、逆にクラスの中では地味。もちろん、王子様キャラの男子に告白されるというパターンでもない。
「明るくて友人が多く、そこそこモテるけれど、勉強で赤点は取る。剛と同じ美術部に所属していますが、描く絵も独創的というか、ヘタウマ。ヤンキー・剛のほうが勉強はできるし、部活で部長を任されるほどに絵心もあるのです」(前出・ドラマライター)
森川は演出の本広克行氏から「森川さんは女性ウケがいいですから、今回は男性に好かれるようなキャラにしましょう」というような提案を受けたそうだが、
「型通りのヒロイン像ではなく、ちょっと不思議ちゃん的な要素が、ほかの並みいる個性的なキャストたちにも負けていないと感じます」(芸能ライター)
元カレの高橋一生は、今や主演として引く手あまた。森川自身も女優業だけでなく、バラエティ番組や「太田光のつぶやき英語」(Eテレ)でアシスタントを務めるなど、多才ぶりを発揮している。プライベートではきっと、男性ウケが強いのではないだろうか。
(島花鈴)