8月10日、フィギュアスケート男子で冬季五輪2連覇を果たし、先月プロ転向を表明した羽生結弦が、自身の公式YouTubeチャンネル「HANYU YUZURU」でおよそ2時間の生配信を行った。
「Share Practice」と題したこの配信で、羽生は仙台市内での練習を公開。2018年平昌五輪で金メダルを獲得した際のプログラム「SEIMEI」をかけ、3度目の曲かけではみごとにノーミスでの演技を見せた。羽生は「SEIMEIはオリンピックでの構成でやったんですけど、それでもノーミスできるんだっていうところを見せたいなと思っていたので」と語り、変わらぬ演技力の高さとファンへのサービス精神を見せた。
「羽生は、こういう形での披露は『半年にいっぺんくらいしかできないと思う』と言っていましたが、それでもファンにとっては嬉しい心遣いでしょう。ネット上には『練習といっても見応えがあります』『幸せな時間だった~!』『羽生さん、貴重なライブをありがとう』など、歓喜と感謝の声が多数書き込まれています」(芸能ライター)
8月9日発売の「週刊女性」によると、4回転アクセルの世界初認定を記念した、切手やスマホリング、クリアファイルを組み合わせたグッズが7月20日に予約開始となったのだが、1週間で売り上げが1億円を突破したとのこと。アマチュア時代からのスポンサーも引き続きバックアップするようで、プロアスリートとしての船出は順風満帆だ。
自身の掲げる「スケートを見たことがない人でも楽しめるショー」の実現に向けて、一歩一歩、着実に歩を進めていると言えそうだ。