8月28日放送のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第33話「修善寺」で、暗殺下人・善児(梶原善)が、幼い頃から娘のように育ててきた弟子のトウ(山本千尋)によって、とどめを刺された。
北条義時(小栗旬)かた源頼家(金子大地)の命を奪うように指示された善児は、トウとともに伊豆・修善寺へと追放された頼家のもとに。善児と頼家は一騎打ちとなり、善児が頼家を仕留めようとした瞬間、「一幡」と書かれた紙に目を留めてしまった善児。8月21日放送の第32話「災いの種」では、「わしを好いてくれている」と、義時からの暗殺命令を1度は拒否した頼家の長男・一幡(相澤壮太)の名前に動揺した隙に、善児は頼家の刃を腹に受けることに。
頼家が善児の息の根を止めようとした時、トウが現れ頼家の背後から刀を下ろし、振り返った頼家を今度は正面からバッサリ。瀕死の善児をトウが助けたのかと思いきや、トウは息も絶え絶えな善児に背後から近づき短刀でひと刺し。正面に回ってから「ずっとこの時を待っていた」と言い、「父の敵」「母の敵」と刺し貫いた。善児は6月19日放送の第24話「変わらぬ人」で、修善寺に幽閉された源範頼(迫田孝也)と一緒に野菜を作っていた少女だったトウ(高橋愛莉)の両親を手にかけたことがあったため、トウは両親の敵を討ったのだ。
「翌29日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)の気になる人物を取りあげる『BUZZ‐P』コーナーにVTR出演した山本は、キュートな笑顔と謙虚で真面目な態度がとても印象的でした。ネット上には放送中から『トウが笑ってる! めっちゃかわいい!』『お母さんがジャッキー・チェンのファンで3歳から武術太極拳教室に通って、小6で世界ジュニア武術選手権大会優勝だって』『テッパチ!に出てたのはわかったけど、未来への10カウントでボクシング強豪校の京明高校でコーンロウ(の髪型)にしてた選手役も山本さんだったんだ』『素顔の謙虚さとキレッキレのアクションですっかりファン。絶対これからブレイクすると思う』など、山本に期待する声があがっています」(女性誌記者)
ボクサーライセンスも所持しているという山本。もし、木村拓哉主演ドラマ「未来への10カウント」(テレビ朝日系)がこれからスタートするタイミングだったならば、山本の認知度と人気が、今以上に上がっていたのではないだろうか。