「男友だちを好きになってしまった……」というとき、あなたならどんなアプローチをしますか?
「突然告白して失敗してしまった」という人もいるのではないでしょうか。実は、友だちから恋人になるためには、少し変わったアプローチが必要だったのです。
■友だちから恋人になるリスク
そもそも、友だちから恋人になるのが難しいのにはワケがあります。それは、失敗したら友人関係すら破綻しかねないから。想いが溢れて唐突に「好き」と伝えたらよそよそしくされてしまったり、逆に今の関係が壊れるのを恐れて積極的にアピールできなかったり……。すでに“友だち”という関係が構築されているからこその難しさがあるようです。
■心理学的アプローチを実践してみる
そこで、使うべきテクニックが、第三者から好意を伝えてもらうことです。「それだけ?」と拍子抜けした人もいるかもしれませんね。しかし実はこれ、心理学の“好意の互恵性”を踏まえたテクニックなのです。これは、好かれた人を好きになりやすい心理のこと。実際に、人から「○○があなたのことが好きらしいよ」と言われ、気になり始めたという経験をした人もいるのではないでしょうか。
■友だちではなく異性として意識させるポイント
ポイントは、自分でアプローチをする前に、友だちなどから気になる相手に好意を伝えてもらうこと。第三者から聞かされることで、離れている間にあなたのことを考える時間ができます。その時間こそが、好意を育てるのに必要な時間なのです。その結果、次に会う頃には友だちとしてではなく、異性としてあなたを意識していることでしょう。
友だちから恋人へと関係性を変えるのは、かなり勇気が必要ですよね。ですが、せっかく好きになったのにその気持ちを閉じ込めてしまうのは、非常にもったいないことです。信頼できる友だちに協力してもらって、ぜひアプローチしてみてくださいね。
卯花はる(うばなはる) 大学で心理学を学び、心理カウンセラーの資格を持つ。心理学を取り入れた独自の鑑定方法(深層心理タロット占い)でたくさんの恋愛相談に応えてきた。また、自らも遠距離恋愛を乗り越え結婚。現在は一児の母で、恋愛ライターとして多くの媒体で執筆中。