「少年革命家」として知られる中学生ユーチューバー・ゆたぼんの“九九できない問題”が大きな話題を呼んでいるが、24歳のモデル・藤田ニコルも自ら「マジでできない」と打ち明けている。13歳のゆたぼんについては、九九ができないフリをした演出であると主張しているものの、藤田の場合は“ガチ”だという。
9月10日、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組「藤田ニコルのあしたはにちようび」(TBS)で、巷で物議を醸している検索アプリ「Googleレンズ」の「宿題機能」について語る中、学生時代の勉強の思い出について振り返った。
この「Googleレンズ」の「宿題機能」は、カメラに数式を読み取らせると、その解き方や答えを一瞬で提示するという画期的なアプリで、学生が課題や宿題に利用するケースも多いという。
これについて藤田は「小学生の時に欲しかった。そしたら夏休みの宿題、出してないですけど、宿題出してたかもしれない」と便利なアプリのお世話になっていた可能性を指摘。あまり勉強は得意なほうではなかったというが、「うち、(勉強が)できたほうがよかったなって思うことあんまりない。今のところ」とも語った。
続けて「でも、掛け算はできたほうがいいなって今だに思う。マジでできないから。ちょっと恥ずかしい」と告白。「たまに求められる時とかあるじゃないですか。学生の頃だったらおバカでも通用したけど、もう24になるとバカを隠し始めてるの。『本当に勉強ができないんだぁ』って思われるのがちょっと恥ずかしくて、隠してる」と、“ガチ”であるが故の悩みもあるようだ。
「藤田は、ファッション誌『nicola』専属モデルとして、11歳の頃に活動を始めたました。16歳だった2014年に雑誌『Popteen』のモデルになると、バラエティ番組でもブレイク。15年9月14日のツイートで『掛け算もろくにできない私が昨日泣きながら数学勉強したらテスト受かりました』と投稿。学業と芸能活動の両立に苦しみつつも、自らを『リアルなYDK(やればできる子)』と前向きに表現していました。
また、ほぼ同時期に出演したトーク番組『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)では、高校での得意科目を『保健と体育と美術』と回答。MCの明石家さんまから『特に何が得意なの?』と聞かれると『受精系が(得意)』などと発言していました」(テレビ誌ライター)
「受精系」と言うだけあって、ラジオ番組で「性行為のあとはちゃんと拭いてくれる人が好き」とぶっちゃたこともあり、大きな話題となったことも。
今年6月には「最終親孝行」として母親に豪華な一軒家をプレゼントした藤田。掛け算ができなくても、これほど立派に大成した事実は多くの若者に勇気を与えることだろう。
(木村慎吾)