日々の生活の中で、「話が途中で終わってしまう……」「会話が盛り上がらない……」などと悩んでいませんか? そんなあなたに、会話を弾ませるテクニックを紹介しましょう。
心理学者である浮谷秀一さん監修「『人間関係の心理学』 すぐに使える! 人づきあい改善のポイント」(メイツ出版刊)によれば、誰にでも好かれるのは“聞き上手”な人なんだそう。なぜなら、多くの人は自分の話を聞いて欲しいと思っているからです。ここでは、そのためのテクニックが紹介されています。
それは、タイミングよくうなずくこと。相手が興味を持って聞いてくれていると察知すると、人はより積極的に話そうという気持ちになります。会話を弾ませたいと思うなら、無理にしゃべる必要はなく、うなずけばいいというのです。他人に認められたいという欲求が、このうなずきで得られるとか。「そうなんだ」「それでどうなったの?」など、言葉でもうながしてあげると、より効果的なんだそうですよ。
また、会話を弾ませるもうひとつのテクニックとして、銀座のホステスに学ぶことができます。相手を観察して「ここを突っ込まれたらうれしいだろうな」と分かったら、それを突破口にして客との会話を広げていくというものです。会話を弾ませるためには、相手を細かく観察するのもポイントなんですね。
いかがでしたか? 普段から「会話が苦手で……」という人は、ぜひ試してみてくださいね。