あまりクレジットカードの利用には向いていないのかもしれない。以前にも不正利用の被害に遭っていたタレント・井上咲楽が、またしても同様の被害を受けたという。
9月1日、井上は自身のツイッターで「私のカード、100万以上勝手に使われてた…どこから漏洩したんだろう」「私のクレジットカードなきたい。。ブランドものめっちゃ買われてました 700円とか細かいのも使われてた…」などと投稿し、何者かによる不正利用があったことを報告。不審に思ったカード会社の対応のおかけで、それらの金額が引き落とされることはなかったというが、1カ月も経たぬうちに同様の事態になった。
9月20日、井上は「2枚目のカードも不正利用されていました」と書き出すと、「今回は大手の通販サイトになりすましたメールを信じて、カード情報を登録してしまいました…メールアドレスも本物そっくりで内容も疑う余地ないようなメールでした。なんで私ばっかり! もう使えるカードありません」と嘆き。具体的な被害額については言及していないものの、偽装メールとは気付かずにカードの情報を入力してしまったという。
「最近では、コロナ禍でネットショッピングが一般的となったことから、通販サイトを装い、『支払い方法の更新』や『アカウントの不備』『未納料金の請求』などを名目にカード情報を入力させようとするフィッシングメールが横行。井上が言うように、年々となりすましの精度が上がっているのが実状ですが、そのURL自体は本物の通販サイトと同じものを利用することは不可能ですから、カードの情報を入力する前に必ずチェックするべきポイントでしょう。
また、井上は前回の被害を受けた際、情報漏洩の思い当たる節として、電車内でのカードのスキミングの可能性や、『楽屋で線を引くために(クレジット)カードを定規代わりにしていた』などと説明。セキュリティへの意識が高いとはいえず、ネット上では『チェックが甘いんだろうな』『完全なハッキングではなくて、フィッシングに引っかかっただけですよね』『ちゃんとURL確認しないと』などの声が並んでいます」(テレビ誌ライター)
複数回にわたって被害に遭った井上は“マーキング”されている可能性もあり、引き続きそうしたメールには警戒心を高めていくべきかもしれない。
(木村慎吾)