子どもの毎日の歯磨きのことで悩んでいませんか?
パナソニックが2022年7月、小学校低学年の子どもを持つ全国のママ100名を対象に実施した『こどもの歯磨き事情』の調査によれば、77.0%の人が「お子様の歯磨きのことで悩んだことがある」と回答。また、「ストレスを感じたことがとてもある」「たまにある」と回答した人は68.0%でした。実に多くのママが、子どもの歯磨きに対して悩みやストレスを抱えているようです。
ストレスを感じる理由は、「歯磨きが雑、短時間で終わらせようとする」がトップで77.9%。次いで、「歯磨きを促しても、いつまでも磨かない」が52.9%となっていました。
そんなママたちの悩みを受けて開催されたパナソニックのオンラインセミナーに登壇した小児歯科専門医の三木崇裕さんは、子どもが歯磨きを楽しく取り組むコツとして、次のようなアドバイスをしていました。
■ママとキッズで交代しながら歯磨きをする
ママの口を子どもに磨いてもらったら、「交代ね」と言って今度は子どもの口の中をママが磨いてあげます。交代しながら磨くことで、楽しみながら歯磨きができるそうです。
■家族みんなで一斉にやる
「ごはんを食べたらみんなで磨こうね」と呼びかけ、家族みんなで歯磨きをする方法も。子どもは、親の姿を見て学ぶもの。同じ時間を家族で共有すること、楽しみながら習慣化するが大事なんだとか。
ちなみに、小児歯科専門医として三木さんがオススメする子どもの歯ブラシは、「ヘッドが小さくて薄いもの」「歯ぐきが傷つきにくいやわらかい毛のもの」。場合によっては、子ども向けの電動歯ブラシを利用することもいいそう。磨き残しは虫歯の原因になるため、細やかな振動で歯垢をしっかり除去することが大切なんだそうですよ。
■歯磨き時間を楽しくするアイテムを使う
歯磨きをするのが楽しくなるアイテムを取り入れるのもいいかもしれません。そこで、筆者が注目している新アイテムを3つ紹介していきましょう。
パナソニック/音波振動ハブラシ(電動歯ブラシ) キッズドルツ
汚れを落としやすいヨコ磨きができる電動歯ブラシ「ドルツ」の、キッズバージョンが2022年9月1日に新発売されました。細かな振動で歯垢をしっかり除去。歯ブラシの形状や長さなど、口に入れやすく磨きやすい設計になっています。さらに、やさしく磨ける3つのモード搭載で、刺激が強過ぎることもなく、初めてでも安心できるそう。歯に押し付け過ぎるとブザーで知らせてくれるので、力加減が分かるのはうれしいポイントです。
チュチュ/オーラルケアアイテム3種
2022年9月1日に発売された「マウスドロップ」「薬用ハミガキジェル」「タブレット」は、虫歯予防でいちばん大切な時期である生後6ヵ月頃から3歳までの乳歯ケアを、L8020乳酸菌の力でサポートするのだとか。L8020乳酸菌とは、歯周病菌・虫歯菌の発育を阻止する、制菌効果のある乳酸菌の一種。フッ素・キシリトール配合で砂糖不使用の1歳半頃から使用が推奨されるタブレットは、巨峰やあまおう苺、ヨーグルト風味で、歯磨き後のご褒美として推奨されています。
あすなろ舎/サンリオキャラクターズ・ツインミラー
歯磨きで子どものテンションを少しでも上げたいなら、歯ブラシ以外の道具選びも重要です。サンリオキャラクターたちがモチーフになっている歯のチェック用ミラーなら、子どもたちは喜んで洗面台に向かいそう。「私のお口の中、キティちゃんでチェックしたい!」と言い始めたら大成功ですね。
子どもの歯磨きのことで悩んでいるなら、ぜひ参考にしてみてくださいね。ポイントは、親子みんなで歯磨きを楽しい時間にすることですよ。