10月22日と23日、プロ野球「SMBC日本シリーズ2022 ヤクルト対オリックス」の第1戦と第2戦がテレビ中継された。いずれも試合が長引いたため、後番組の放送時間が大幅に遅れたという。
「ヤクルトがオリックスを下した第1戦は、フジテレビが放送時間を延長し、午後10時29分まで中継しました。そのため、後のバラエティ番組『土曜プレミアム・TEPPEN2022秋』は、95分繰り下げて放送されることに。さらに翌日のテレビ朝日が中継した第2戦も、延長戦で試合が長引いたことで、後に予定されていたバラエティ番組『くりぃむナンタラ』や『関ジャム 完全燃SHOW』は、100分遅れの放送となりました」(テレビ誌記者)
今回、野球中継により後番組の放送が遅れたことで、ネットでは「野球って後の番組を楽しみにしてる人たちのことを考えてないよね!」「いつまでやってんの? くりぃむと関ジャニファンを敵に回すつもり?」「はよ終われやクソ野球!」などと非難轟々となった。
そんな中、27日に放送される第5戦は、これまでと比べものにならないほどネットが荒れる可能性も危惧されている。
「第2戦が引き分けとなったことで、4勝制の日本シリーズは最低でも第5戦まで行うことが確定しました。その5戦目は、フジテレビが27日に中継することとなっています。しかし、フジといえば現在、木曜ドラマ『silent』が一部メディアで社会現象と言われるほど大ヒット中です。それだけに27日も野球が大幅に延長され、ドラマの開始が遅れた場合、これまで以上に怒りの声が飛び交う可能性があるのです。早くもネットでは、『なんでよりにもよって「silent」の前に野球やるの!? 最悪だ…』『木曜日は野球がネットでめっちゃ叩かれそう』『野球はいい加減にしてほしい。みんな楽しみにしてるのに』と辛辣な意見があがっています」(前出・テレビ誌記者)
サッカーのような時間制ゲームとは違い、終わりが読めない野球。スポーツに興味のない視聴者からすれば、延長は迷惑でしかないようだ。