値上げラッシュが続いていますね。10月は約6,700品目の値上げ予定とあって、ますます家計がシビアになってきているのではないでしょうか。
そんな中、「もう節約するところがない!」なんて思っていませんか? 実は、まだまだ減らせるところはあるんですよ。例えば、スマホ関連の費用です。毎月のスマホ通信料が割高という人もいるかもしれませんが、その通信料以外で減らせる可能性があるんです。
ファイナンシャルプランナーの飯村久美さんは、スマホの本体費用分を指摘します。たいてい新しい機種を買うと2年の分割払いで精算することが多いですが、2年経ったら買い替えどきだと思い込んでいる人も多いかもしれません。でも、その新しい機種代って払う必要ありますか? もし「必要ないかも」と思うなら、中古を選ぶという手もあります。かなりの節約になりますし、意外と中古でもいけるものですよ。
また、意外と盲点なのが、ケータイ補償です。スマホが故障や水濡れしたときなどに修理代の一部を負担してくれるサービスですが、大手キャリアの補償サービスを使わず、他社のスマホ保険に加入したほうが安く済むこともあるんです。
例えば、「スマホケ」というスマホ保険は、最低月100円でOK。ベースプランの「故障」の他、「破損」「水濡れ」「盗難」のオプション選択が可能なんです。自分に合った補償を自由に選択して加入することができるので、「補償は最低限でいい」という人はベースプランのみにして、保険料を月100円に抑えることもできます。
そして、スマホを格安スマホに替えるのもひとつの方法です。例えば、楽天モバイルは楽天回線のエリア内の利用で済む人にとってはお得です。料金プランは使ったデータ容量によって変動する仕組みで、3GB未満の場合は月額1,078円、20GB以上使っても3,278円で使い放題です。「速度はそれほど気にしない」という人は、選択の余地がありそうです。
こうみると、スマホ関連費用って意外と見直しどころがあるようです。この機会に盲点になっていたところを見直し、厳しい値上げラッシュの時期を乗り切りましょう。