大概の瓶のフタは手の力でなんとか開くんですが、何度チャレンジしてもパワーで開かないのが、ボンヌママンのジャムのフタ。ライフハックとかで紹介されている、テープ巻きつけて一気に!とか、お湯につけるとか叩くとか、一通りやってみたんですが、ボンヌママンは別格。100均で売っていた凸凹付きのゴム製オープナーでもダメ。おそらくですが、もともと硬い上に、ジャムの粘度がプラスされ、ウルトラハードな状態になっていると思われます。
ネットで検索すると、ボンヌママン商品は真空状態になっているので蓋が固くなっているとのこと。(公式サイトには蓋が固い場合があります、と書かれているが、ほぼ100%固い)。つまり、ボンヌママンのジャムが好きな限り、フタとの戦いは永遠に続くということです。
そんな時にIKEAで見つけたのが、「ウップフィルド キャップオープナー」購入時(11月中旬)299円。3つのサイズでフタをホールドできるようになっていて、力も入りやすそう。北欧のワイルドな皆さん(勝手なイメージですが)でも開かないようなフタをこれなら開けられるってこと!? と期待を込めて購入です。
素材はポリプロピレンプラスチック、フタをホールドするオレンジのところは合成ゴム。計測してみると、一番大きい丸は直径約8cm、中ぐらいの丸は約6.5cm、手元になる小さい丸は4cm。手元になる小さい丸は可動域が広いので、おそらく直径2~3cmのものでもグイってできる気がします。片手で持ちやすいし、プラスチックだから洗いやすいし。色もオフホワイト×オレンジで可愛い。
ということでいざ対決! フランス生まれのめちゃくちゃ固いジャム瓶のフタVSスウェーデン生まれのキャップオープナー、どっちが勝つかっ!
オープナーを目一杯開いてフタを挟んで…と思ったのに、あれ? 入らない? これ、もしかして挟めない?? ポリプロピレンプラスチック、意外と硬くてこれ以上開こうとしたらパキッと割れそうな気が…。
ということで、結果は対戦にならず。ボンヌママンのジャム瓶のフタは直径約9.5cmで、キャップオープナーの直径約8cmの一番大きなところでは入らない。もう少し可動域が広がる6.5cmのところを広げても入らない。結局、サイズをろくに確認せずに購入した自分がダメだった、というオチに。地味にショックです。
ボンヌママンのフタが固すぎて開かない問題に関しては、今後もジャム瓶を逆さにして、千枚通しをフタとビンの隙間に突っ込んでフタの縁を少し広げて開ける、というやり方を継続すること決定です。瓶またはフタがバキッとかゴキって音がして時々怖いんだけれど。
北欧のアイテムなら、いろんな瓶詰に対応していると思ったのに、まさかオープナーより瓶のフタが大きくて挟めないとは。フランス製のオープナーを探せば、ボンヌママン向けのサイズがあるのか? IKEAのオープナーはちっとも悪くないのに、なんか詰めの甘い自分に反省する結果となってしまいました。
(ロドリゴいしざわ)