崔洋一さん、「俺って何者よ?」を追い求めた映画監督人生

 映画監督の崔洋一さんが11月27日、膀胱がんのため死去した。73歳だった。

 崔さんは高校卒業後、写真学校に入学するも、学生運動をしていた2年生の秋に除籍となる。その頃、高校の先輩から映画界入りを勧められて、照明係から始め様々な部署で映画製作に携わった。

 1976年公開の大島渚監督「愛のコリーダ」でチーフ助監督。83年公開の内田裕也主演「十階のモスキート」で映画監督デビューする。

 作家・梁石日氏の自伝的小説「タクシー狂操曲」を原作とした93年公開の岸谷五朗主演映画「月はどっちに出ている」では、日本アカデミー賞、報知映画賞、毎日映画コンクールなどのさまざまな部門で受賞。さらに04年には、ビートたけし主演映画「血と骨」で日本アカデミー最優秀監督賞などを受賞した。

 崔さんは監督になった理由について85年、「週刊大衆」の「在日コリアンパワー」のインタビューで「映画作りの現場にいて、おもしろいと感じた。俺の自己表現の手段として、非常に向いているんじゃないかと思った」と答えている。

 崔監督が表現したかったものとは「俺って何者よ? ってことなんだ。これは、永遠に追求し続けるんじゃないかな」だという。

 07年公開のチ・ジニ主演「ス SOO」で、初めて韓国でメガホンをとった崔監督。自身に問いかけ、表現したかった「何者か?」の答えは出せたのだろうか。

(李京榮)

Asa-Jo チョイス

  1. 214856

    家庭の事務作業がラクになる“お助けアイテム”3選

    家計管理や山積するレシート・書類の保管、子どもの園・学校や習いごとのお便りなど、さばくべき事務作業に追われて、机の上が片付かなかったり作業に時間がかかったりしていませんか? 次のような“お助けアイテム”を活用すれば、時短 … 続きを読む 家庭の事務作業がラクになる“お助けアイテム”3選

  2. 214841

    【3COINS】これくらいがちょうどいい!「ミニピンチハンガー」が重宝する理由とは

    「汚れ物はなんでも洗濯機にポイポイ~」ではあるけれど、たとえ洗濯用ネットに入れても洗濯機で洗っちゃったら後が怖いものって、女性の場合結構ありますよね。例えば、シルクやレースなど素材が繊細なものとか、型崩れが怖いものとか。 … 続きを読む 【3COINS】これくらいがちょうどいい!「ミニピンチハンガー」が重宝する理由とは

  3. 214813

    子どもと一緒に体を動かす「風船遊び」3選

    子どもと一緒に「風船遊び」。でも、風船を膨らませたらポンポン投げ合って、しばらくすると飽きて放置……。そんなことにしたくはないし、「もっと楽しい遊び方ってないのかな……」と思うことはありませんか? そんなときは、いつもと … 続きを読む 子どもと一緒に体を動かす「風船遊び」3選

注目キーワード

ランキング