働き方改革が叫ばれている中、多くの企業では残業規制がなされています。実際のところ、残業は減ったのでしょうか? そして、残業時間を削減する対策法とは? ネット上や専門家の声などから探ってみました。
■30時間の残業はざらにある!?
ある女性用掲示板の書き込みでは、毎月30時間の残業をしている人は珍しくないようです。月に20日出勤なら、毎日1.5時間の残業ということ。長くて2.5時間から4時間という人もいるので、月30時間は残業の時間としては決して長くはないようですね。上には上がいるんですね。中には土日も出勤しており、これが時間外労働になっている人も。これでは残業削減がなされているとは思えませんね。自分自身で残業対策をすることも必要ではないでしょうか。
■残業対策はどうすればいい?
習慣化コンサルタントである古川武士さんの著書「成果を増やす 働く時間は減らす 高密度仕事術」(かんき出版刊)では、仕事の“高密度化”が勧められています。例えば、時間に制限をかける方法です。「何分で終わらせる」と決めれば、その間に最大限のパワーを出すように集中できるため、効率的に作業ができるのだとか。
また、目的を“作業の最大化”ではなく、“成果の最大化”にするのもひとつの方法なんだそう。営業であれば、成果を出すために営業戦略を見直す、商談の進め方を変える、最優良顧客との信頼関係を深めるなどが該当するのだとか。残業の対策って、決して“時間短縮”の方法を考えるだけではないんですね。
いかがでしたか? 残業を削減するために、対策は自ら行い、ぜひ長時間労働をなくしていきましょう。