「なんだか疲れやすい」「冷えやスムーズに動かない体が気になる」「ストレスが溜まって落ち込みやすい」という場合は、心身を労わってすっきりさせる“リフレッシュタイム”を積極的につくることが大切です。ちょっとした隙間時間に取り組める、次のような行動を習慣にしてみてはいかがでしょうか。
■歩く
体を動かさなければ、筋肉が凝り固まって血流が滞りやすくなります。すると、疲労が溜まりやすく抜けにくい状態に。なんだか体が縮こまっているなと感じたら、立ち上がってちょっとそこまで歩いてみてください。余裕があるときには、近くの公園まで歩いてみるのもよいでしょう。自然を探して眺めるようにすることで、リフレッシュ効果をより得やすくなりますよ。
■温かい飲み物を飲む
冷たい飲み物ばかり飲んでいると知らず知らずのうちに体内が冷え、代謝が低下してしまいます。とくに、寒い季節は温かい飲み物でホッと一息つく時間をつくりましょう。白湯やハーブティー、ホットココアを選べば、代謝アップや疲労回復をサポートしてくれますよ。温かい飲み物をゆっくりと飲むことで、焦る心を落ち着けリラックスしやすくなります。
■いまの自分を認める
嫌なことばかり起きてストレスを感じたら、積極的に取りたいのが自分を褒める時間です。うまくいかなかった出来事でも、「ここまではできた」「いまの失敗から学んでレベルアップした」など、よい面をみつけて言葉にしましょう。不調の原因がストレスであることも多いです。食事や運動、睡眠などの生活習慣だけでなく、心のケアにもスポットを当てるようにすると、心身を整えやすくなりますよ。
基本的なことのようで、意識しないと習慣化しにくい“自分を労わる”行動。日々を心地よく進んでいくための基礎習慣として、改めて取り組んでみてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)