大みそかに放送される「第73回NHK紅白歌合戦」の曲目が12月22日に発表され、24年ぶりに出場する歌手の工藤静香は長女でフルート奏者のCocomiと共演することが判明した。
Cocomiは11歳でフルートを始め、NHK交響楽団首席フルート奏者を務める神田寛明氏に師事。今年4月にフルート奏者としてアルバム「de l’amour」をリリースしている。
紅白で工藤が歌うのは「35周年SPメドレー」。「嵐の素顔」や「黄砂に吹かれて」のスペシャルメドレーとなる予定で、Cocomiはフルート演奏で母のステージを支える。
しかし、ネット上では《舞台が違うのではないか。それなら別の音楽番組でお披露目すればいい》《親の七光りだかよくわからないけど、便乗出演はやめていただきたい》《自分の実力で出るならまだしも、初めから親と一緒に出演なら批判的な意見を言われても仕方ないとは思う》など厳しい声が続出している。
「工藤とCocomiの共演は11月に紅白の出場歌手が発表された直後からネット上でも予想されていました。というのも、直前の9月に工藤が出演した『SONGS』(NHK)でCocomiが共演し、『黄砂に吹かれて』を披露していたからです。その頃から《親の七光り》《工藤静香のゴリ押し》といった心ない声が上がっていました。とはいえ、Cocomiは13年のヤマノジュニアフルートコンテスト小学生の部で最優秀賞に入賞するなど、小学生の頃から頭角を現し、高校時代は日本奏楽コンクールで準グランプリに。現在は私立の音大では国内一と言われる名門・桐朋学園大学音楽学部に在学するなど、決して“親の七光り”ではない実績や結果を十分残していると言えます」(芸能記者)
両親が木村拓哉、工藤静香であるため、どうしてもついて回る“親の七光り”説。新年を迎える頃にはそういった声を払拭できているといいのだが。
(柏原廉)