歌手・女優の板野友美が8月30日、自身の名前を冠したブライダルブランド「Petit Tomo(ペティトモ)」のデビューコレクションを開催。自身がプロデュースしたというウエディングドレスを披露した。みずからモデルも務めるなど張り切っていた板野だが、その発表会について女性誌のライターはこう指摘する。
「本人プロデュースとはうたっていますが、おそらく彼女はほとんどデザインに関わっていないはず。たとえば耳につけるアクセサリーの『イヤーカフ』を“イヤカーフ”と言い間違ったり、ビンテージ感があると言った直後にナチュラル感がテーマという不自然な説明するなど、誰かに教えてもらった内容を受け売りでしゃべっているように感じました」
どれくらい板野が関与しているかはともかく、彼女のネームバリューを見込んでのブランド展開であることは間違いない。だが、前出の女性誌ライターは、板野とコラボしているアパレル会社の本気度にこんな疑いを示す。
「何より疑問なのは8月末というタイミングです。新婦のドレス選びは挙式の3カ月前には済ませるのがウェディング業界での常識。秋の結婚式シーズンは10~11月なので、そこをターゲットにするなら今回の発表は遅すぎるのです。うがった見方をすれば、多忙な時期を過ぎたタイミングで、板野のブランドに協力してもらう余裕ができたのかもしれません。つまりはその程度の本気度でしかないということです」
板野プロデュースのウエディングドレスを着たいという新婦がどれほどいるのか。これでは「ドレスをプロデュースしてみました!」というアリバイ作りに終わってしまう懸念もぬぐえないようだ。
(白根麻子)