恋愛をしていると「あぁ、これを言ったら相手が怒るだろうな……」なんてことがありますよね。そんなとき、怒られたくない気持ちからLINEなどを使って相手に伝えていませんか？ 実はこれ、失敗のもとなんです。怒られそうなことこそ、直接会って言うべきなんです。
■人は相手の姿が見えないと怒りを我慢しにくい
ある実験によると、人は姿が見える相手に対しては怒りを表しにくいのに対し、姿が見えない相手に対しては怒りを抑制しにくいことが分かっています。つまり、目の前に相手がいるかいないかで、怒る度合いが変わってくるというワケなのです。
■LINEで済ませるとケンカになるかも？
例えば、恋人と旅行をする約束をしていたとします。ですが、その日どうしても外せない予定が入ってしまいました。こんなとき、LINEで「ごめんなさい」と伝えると相手が怒る可能性は高くなります。もしかしたら、そのままケンカになってしまうかもしれません。逆に、「ちょっと話したいことがあるから会えない？」などと連絡して直接会って話をすれば、それほど怒られずに済むかもしれません。同じことを伝えるのに、伝え方によって差があるのなら、目の前で言ったほうが何かと得だと思いませんか？
■代替案を出せばさらにGOOD
もし、相手とのデートの約束を反故にするしかないとなったら、代替案を用意しておきましょう。これがあれば、相手にあなたの誠意が伝わります。また、次の案があることで、あなたが自分との関係をきちんと考えてくれていると印象付けることもできますよね。
「相手の大事にしているものを壊してしまった」「隠し事をしていた」なんていうときも、直接会って話をして謝るほうが関係を壊さずに済みますよ。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
大山奏（おおやまかなで） 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。
