俳優の哀川翔が1月26日、俳優の中野英雄の公式YouTubeチャンネル「中野英雄ちゃんねる」に出演し、過去の乱闘事件でのエピソードを披露。その後、1月31日、ニュースサイト「デイリースポーツ」がこの内容を報じたことで風向きが変わってきている。
哀川は「【哀川翔×中野英雄】劇男一世風靡セピアの濃すぎる驚愕の裏話。」と題した動画に出演。中野とは芸能界に入る以前からの知り合いで、哀川はケンカで中野を秒殺したこともあったという。そんな思い出話にも触れながら中野は、「300人対300人の、翔さんがよく言う原宿の…」と過去に哀川とともに関わった乱闘事件を回顧。すると哀川は、「俺たちのほうが(人数)多くなかった?」と言いつつも、相手を「竹下口と下からで挟み撃ちにした」といい、「でもすごかったよな。あの時、竹下通りのシャッターが全部閉まったからね。あれは凄かった」と振り返った。
動画のコメントには、《翔さんかっこよすぎる!》《またお二人の動画見たいです!》など好意的な感想が並んだが、その後「デイリースポーツ」が報じると、評価が一変。《このようなことをしてどれだけ迷惑をかけたかを考えれば笑って話せるようなことではないはず》《過去の武勇伝をたとえそれが真実だとしても自慢げに語るのはダサい》《いい年して厨二病なのか。いい加減、道を踏み外して更生することを美化する風潮はやめたほうがいい》など厳しい声が続出した。
「哀川ファンは『やんちゃ時代の過去話』として聞けるのでしょうが、一般の人には不快に映ったようです。ちなみに哀川はこのエピソードを17年3月放送の『訂正させてください~人生を狂わせたスキャンダル~』(フジテレビ系)でも披露しており、その時は『300人対100人』で、哀川側が300人でした。同番組で共演していた極楽とんぼの加藤浩次はそれを聞いて『ちょっと、ガッカリですよ翔さん!』と苦言を呈していたので、その後は相手方を同数に“調整”したのかもしれません」(芸能記者)
人数調整をしていたのなら、さらに「ダサい」と言われることになりそうだ。
(柏原廉)