90年代、当時の若者から大人気だったロックバンド「X JAPAN」。1998年に亡くなったギターのhideさんには、今も熱狂的なファンがおり、神奈川県にあるお墓には、これまでにたくさんの人々が訪れている。
しかし、hideさんの実弟である松本裕士氏が2月7日、Twitter上に投稿した内容がネット上で話題となっているようだ。
「松本氏の投稿によると、『hideのお墓参りをお考えの皆様へお願い、お墓には、何も持って行かないで下さい、お酒や飲み物、タバコ、お花、人形など、全て廃棄しなければなりません、お墓では、手を合わせるだけでお願い致します。みなさん遠くから来て頂いて、沢山のお花を頂きます、しかしながら、大量のお花を毎回処分するのは、申し訳ないからです、来ていただけるだけで、十分です、と言う意味です』と、現在の状況について、ファンに呼びかけています。多くの反響があったためか、現在このツイートは削除されています」(週刊誌記者)
これに対しネット上では、
「良かれと思ってしてくれているのだけれど、ご家族はホントに片付けが大変だったと思います」
「私も一度墓参したことありますが本当にすごい数の花と供物でした」
「今までファンの好意だからとずっとずっと我慢してきたのでしょうね」
と、松本氏を慮る声が多く上がっている。
さらに松本氏は続けて、
「また、高齢の両親へのご挨拶での立ち寄りは、お控え下さい。宜しくお願い致します」と、結んでいた。
この投稿を受け、以前hideの墓を訪れたことがあるというファンの男性がこう話す。
「hideさんのお墓参りの後、ネットに出ていたご住所を頼りにご自宅を訪ね、チャイムを鳴らしてしまったことがあります。突然自宅を訪れたにも関わらず、お母様は快く対応してくださいましたが、あの時の自分は本当に浅はかだったと反省しています。あれから時が経ち、弟さんからあのような発表があったことから、今後はご迷惑になるような行動は控えようと思います」
現在も、hideさんのお墓には世界中からファンが訪れているという。松本氏のこの投稿が広まり、突然の自宅訪問や大量の御供物がなくなることを願うばかりだ。