謎の疫病で男ばかりが次々と死亡したことで、男女が逆転した江戸時代を描いたよしながふみ氏の漫画を映像化した連続ドラマ「大奥」(NHK)。
2月28日から再スタートした、冨永愛が吉宗を演じている「八代将軍吉宗・水野祐之進編」。原作漫画の完結後、初の映像化となった今回は、初めて大政奉還までが描かれる。
吉宗を支える江戸の町奉行・大岡忠相(MEGUMI)、謎の疫病に立ち向かう町医者・小川笙船(片桐はいり)との新たな出会い。吉宗の計らいで夜伽相手から町民の進吉となった水野祐之進(中島裕翔)らの力を借りつつ、財政難や蔓延する赤面疱瘡の解決に奔走する。
それでも、夜の務めを忘れず、出産中も大岡と“会議”をする吉宗に、視聴者からは「ワーカホリック過ぎる」「すごい出産シーン」「男前すぎる」など、驚きの声があがった。
「冨永の演技を『冨永愛さんの吉宗、見ていて気持ちいい』などと称賛する声はもちろんのこと『今年のドラマは家康公よりも吉宗公ですね。こちらの将軍様は立派!』『綱吉公の血を吐く様な忍耐と覚悟。吉宗の国を思う熱き心。立派な将軍様ばかり』と称え、ちょっぴり情けない大河の家康と比べ『日曜日の人が先祖とは思えない』との意見もありました」(ドラマウオッチャー)
3月7日放送の第9話では、赤面疱瘡に効果がありそうなものを試してみたが失敗。大きな決断を迫られる吉宗。ますます目が離せない展開が続きそうだ。