会社に好きな人がいるけれど、「どうやってアプローチしたらよいのか分からない……」という女性は多いかもしれません。そんな人のために、職場だからこそ使いやすい心理テクニックを紹介しましょう。これを使えば、相手から「守ってあげたい!」「応援したい!」と思ってもらえますよ。
■弱い者は守りたくなる?
心理学に「アンダードッグ効果」というものがあります。これは、負けている人や弱い人を応援したくなる現象のことをいいます。
ドラマなどでよくありますが、弱小チームが努力してどんどん勝ち上がっていく姿に感動したり、負け続けていても努力してめげない主人公を応援したくなったりすることはありませんか? それこそがアンダードッグ効果なのです。
■恋愛で使うには?
では、アンダードッグ効果を恋愛に応用するとどうなるでしょうか。まずは、仕事で失敗したときに少しだけ弱った姿を気になっている人に見せてしまいましょう。「相談があるんですけど……」と話をしてもよいですね。
そして、弱った姿を見せた後には、努力する姿を見せるのです。相談をしたのなら、最後に「話を聞いてくれてありがとう! すっきりしたからまた頑張ってみる」などと、前向きな言葉で締めくくります。こうすることで、相手はあなたの頑張る姿に感動して応援したくなってくれるはずですよ!
■仕事を頑張っている人はモテる?
職場では、ダラダラと仕事をしている人よりも、コツコツと努力している人のほうがよい印象を受けますよね。たとえ失敗をしなくても、こういう姿勢を普段から貫いていれば見てくれている人は必ずいます。ただ、いつも完璧にこなしてしまうと近寄りがたいイメージを持たれてしまうので、あえて少しだけ弱った姿を見せると、ギャップにドキッとしてもらえるかもしれませんよ。
大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。