3月3日公開の「映画ドラえもん のび太と空の理想郷」が好調だ。4月4日現在、興行収入は32.9億円の大ヒット。現段階で映画ドラえもんの歴代興行収入第12位にランクインしている。従来の「映画ドラえもん」通りの大人も楽しめるハートフルな内容に加え、「変わらなくていい、そのままでいい」といったメッセージ性も子供たちの心に響いているようだ。
「『のび太と空の理想郷』が興行収入でトップ10入りするのは間違いないでしょう。品川庄司の庄司智春との円満な夫婦仲アピールが功を奏してCMやイベントにもひっぱりだこの藤本美貴や、3月で終了した『スッキリ』に代わり4月3日にスタートした新番組『DayDay.』(日本テレビ系)のMCに抜擢された南海キャンディーズの山里亮太を声優に起用するなどキャスティングにソツがありません。配給会社の東宝は公開して1カ月が経った今もプロモーションを続けており、4月7日に配信したYouTubeチャンネル『東宝MOVIEチャンネル』には、パーフェクトネコ型ロボット・ソーニャの声を演じたKing&Princeの永瀬廉が出演。ドラえもん、のび太、しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫といった主要キャラの着ぐるみと『だるまさんが転んだ』に興じる約1分半のユルッとした微笑ましい内容を披露しており、『ドラえもんに負けず廉くん可愛い』『廉くんのソーニャに会いたくなったので、もう1回観てきます』といった声もあがっています」(芸能ライター)
映画ドラえもん歴代興行収入第10位は、08年「のび太と緑の巨人伝」の33.7億円。第11位は、33.5億円の20年「のび太の新恐竜」で、木村拓哉がゲスト声優として出演した作品だった。
永瀬の“木村超え”も間近か。
(所ひで/YouTubeライター)