「この春から職場の環境が変わった」という人も多いと思います。そこで、新しい上司に気に入られるためにも、“上司にウケる話し方”を紹介していきましょう。
■一問二答を心がける
教育学者の齋藤孝さんは、「一問二答」を心がけることを勧めています。上司と雑談するときには、楽しく会話を続けたいものですよね。でも、「スポーツって何かやってる?」と聞かれて「ジョギングくらいです」と答えるだけでは、会話がすぐに終わってしまうというのです。これでは会話が味気ないだけでなく、上司も「聞いた甲斐がない……」と思うかもしれませんね。
そうならないためにも、その後にもう一つ話題を追加するといいのだとか。上司が興味を持ちそうなものならOK。例えば、「この前、朝にジョギングしていたら、●●課の●●さんに似た人がいてびっくりしました」などもいいですね。これだけで、会話の楽しさが随分変わってくるそうですよ。
■“報連相”を極める
上司との関係をよくするには、報告・連絡・相談の“報連相”が大事。でも、分かってはいても実際なかなかできないものです。とくに、仕事の中間報告は面倒で省略することも多いですが、実はこれをあえて細かく報告することで評価が上がることもあるのです。
■自分の意見を言う
よほどのことがない限り、上司は部下の意見に耳を傾けてくれるはずです。遠慮して何も言わない部下もいますが、あえて言うことで「仕事熱心だ!」と評価される可能性があります。もちろん、言い過ぎると反抗的だと思われるので、言い方とタイミングには気を付けてくださいね。