元AKB48のメンバーで、実業家としても活動するのはタレントの小嶋陽菜だ。
2018年に立ち上げた自身が手がけるアパレルブランド・Herlipto(ハーリップトゥ)が大人気となり、2022年には東京・表参道に店舗をオープンさせるなど、活動の幅を広げている。
Herliptoのサイトを見ると、フェミニンで可愛らしいワンピースは2万5000円と少々高めの価格設定であるものの、どの商品もほぼ売り切れか残りわずかとなっており、その人気の高さがうかがえる。
これまでも、芸能人がプロデュースしたアパレルブランドは多数あり、続々と誕生しては閉店している。同じAKB48のメンバーでは、タレントの篠田麻里子が「ricori」を立ち上げるも、その後すぐに閉店したのは記憶に新しい。
なぜ、小嶋のブランドは一人勝ち状態なのか。その理由をアパレル関係者がこう話す。
「小嶋さんは自身のブランドのインスタグラムで、新商品が出るたびにファンに向け、小嶋さんみずからが商品を試着し、着回し術やメイクとの合わせ方、着心地やこだわりを発信しているんです。そのため、ファンは安心して購入することができるのでしょう」
さらに、そんな小嶋陽菜のブランドに対する熱い思いが伝わる動画が話題となっているようだ。
「4月22日に小嶋さんの公式YouTubeチャンネルで公開された、『【ガチ検証】街中でこじはるブランド着てる人は見つかるのか!?in表参道』というタイトルの動画の中で、小嶋さんが表参道で自身のブランドの服を着ている人を見つけて話しかける企画に挑戦したんです。その中で小嶋さんは自身のブランドの商品について、『シルエットにこだわっててすごくキレイなので(自分のブランドの商品を着ている人が)歩いてると一発でわかりますね』と、発言していたんです。実際、全身Herliptoを着ている女性4人と遭遇し、通りすがりにすぐに気づいていたのには驚きました。小嶋さんが本当に自社ブランドを愛していることが伝わりますね」
洋服だけでなく、コスメやアンダーウエアなども手がける同ブランドの、今後の成長が楽しみである。
(佐藤ちひろ)