今回は、2025年度の大河ドラマに主役として抜擢され、再び注目度が高まっている横浜流星さんについて占ってみたいと思います。流星さん(横浜さんではなんだか呼びにくいので、これで統一させていただきます)は、出生時に太陽が乙女座に位置しています。つまり、乙女座生まれということ。また、水星も乙女座です。
太陽はその人の性格や人生、生き方などを表す星。水星は知性や言語能力、コミュニケーション力などを表す星です。この2つの星が乙女座に配置されているのが何を意味するかというと、緻密で分析能力が高く、数字などのデータに基づいた正確な判断ができる人、ということなのです。会話の途中で「その話はよくわかった。で、エビデンス(根拠)は何?」と相手に突っ込むタイプかもしれませんね。そんな流星さんですから、いい加減な話や、まやかしはいっさい通用しないでしょう。また、会話の端々に数値を盛り込むのも好きかも。「今、実現する可能性は65%くらいかな」という具合に。要するに、文系か理系かと問われれば、流星さんは間違いなく理系の思考パターンだといえるでしょう。
一方、役者としての流星さんですが、まさに天職と言えそうですよ。なぜなら、エンタメを象徴する金星が、表現力豊かな獅子座に配置されているからです。獅子座は感情や感動を表現し、他者に伝える能力が12星座一とされています。表現の仕方は言葉やダンスなど様々ですが、特に優れているのが演技だといえるでしょう。「自分自身」を素材にして、観る人にメッセージを伝えるのが抜群にうまいのです。そのため、流星さんのエンタメ的才能は、役者という職業において、最高の輝きを見せるはず。
さらに、情熱と戦いの星・火星も獅子座です。向上心が強く、自分に負けることはプライドが許さないという獅子座。そんな獅子座の特徴そのままに、流星さんも演技力を高めるため、表現力を磨くために、血のにじむような努力を重ねているかもしれないのです。
そのうえ、役者に収まらない活躍も考えられる流星さん。というのも、獅子座が意味するのは、役者だけではないからです。クリエイティブな才能を与えるのも獅子座で、おそらくこの先、プロデューサー業や監督業に進む可能性が。つまり、自分以外の演者を使い、作品を作り上げる…そんな青写真が、すでに頭の中にあるかもしれないのです。
エンタメという大きな世界で、流星さんが今後、どんな活動を展開していくのか、楽しみですね。
(三田モニカ)
8月1日生まれ。獅子座。A型。占術家。アロマテラピーアドバイザー。早稲田大学第一文学部西洋史学科卒業。占い情報誌の編集プロダクションを経て独立。西洋占星術、血液型診断、タロット等のロジックを応用した開運術を提唱。著書に「A型人間の頭の中」「B型人間の頭の中」(いずれも青志社)など。