【あまちゃん】春子の「すいませんでした!」に視聴者ポカン、10年前の一発芸は忘却の彼方に

 本放送の当時にはみんなが笑えていたネタも、令和の現在には通用しなかったようだ。

 6月21日に再放送されたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」第69回にて、春子(小泉今日子)がちょっとしたお笑いネタを披露。そのネタに若い視聴者がポカンとしていたという。

 海女クラブ会長の夏(宮本信子)は、東京でアイドルになる夢を持つ孫のアキ(能年玲奈)を後押し。それぞれの思惑でアキを北三陸に留めておきたい大人たちを説得すべく、海女たちを引き連れて観光協会に乗り込んでいた。

 そこには観光協会の菅原会長(吹越満)や北鉄の大吉駅長(杉本哲太)らに交じって、アキの母親・春子(小泉今日子)の姿も。アキの芸能活動を認めないスタンスの春子に対して夏は、アキの顔をビンタしたことを謝れと迫っていた。

「後々大きなしこりが残るからと説得された春子はしぶしぶ『ごめん…』とつぶやくも、夏は『聞ごえねえ』と叱責。すると春子は意を決したように『…すいませんでした!』と吐き捨てるような口調で謝っていました。その場面に30代越えの視聴者は大笑いしていましたが、若手の視聴者は春子がそんな口調で謝った意図が分からず、ポカンとしていたのです」(テレビ誌ライター)

 この場面、本放送されていた2013年当時の世相を知る視聴者であれば、春子の謝罪がお笑いコンビ「響」の鉄板ネタをまねたものであることは一目瞭然だったことだろう。

 響はボケの長友光弘が女子校生に扮し、憤怒の表情で「どうもすいませんでした!」と開き直るネタで人気者に。2008年にはお笑いネタ番組の「爆笑レッドカーペット」(フジテレビ系)などで活躍し、いわゆる一発芸芸人としてその名を知られていたものだ。

 本放送の2013年当時にはすでに人気が下火になっていたものの、響のネタは多くの視聴者にとって「こんなネタあったね」と記憶も鮮明だったころ。しかも作中の時代設定は2009年の夏なので、春子が響の一発芸をオマージュするのはまさにタイムリーだったのである。

「ところが10年後の現在、響は存在自体がほとんど忘れさられることに。長友は千葉に移住して農業に勤しんでおり、響がテレビに出演する機会もほぼ皆無となりました。そのため令和の視聴者は『すいませんでした!』の元ネタがまったく分からず、不自然な言い方に違和感を抱かざるを得なかったのです」(前出・テレビ誌ライター)

 脚本を担当した宮藤官九郎は本放送当時、響のネタが視聴者に受けたことで手ごたえを感じていたはず。しかしさすがのクドカンでも、10年後の再放送でどう観られるかまでは考えていなかったのかもしれない。

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