長女・ぼたん(11)と長男・新之助(10)が通う名門校で、歌舞伎俳優・市川團十郎が1年以上にわたってルール違反を繰り返しているという。6月28日、「WEB性自身」が報じた。
同メディアは「市川團十郎 目撃した金ピカ車で長男を名門校へ送迎現場…ルール違反に保護者は学校にクレームも無視」と題し、6月下旬の都内で超高級車に乗り込む團十郎の姿をキャッチ。どうやら2人の子供を車で学校まで送っていたようだが、同じ学校に子供を通わせる保護者によると「ウチの学校では車での登下校は基本的に禁止です」とのことで「皆さん規則は守られています」という。
以前にも、團十郎は送迎時に学校の正門前に堂々と車を停めていたが、さすがに他の保護者からのクレームが入り、現在では正門から少し離れた場所に停車させているとのこと。
クレームが入って以降も送迎をやめない團十郎に関し、同誌が学校に直接質問をすると、「事情のある場合は認めております」との回答があり、具体的には子供が怪我をしている場合などがこれに該当するようだ。
なお、團十郎は同メディアの撮影直後、“ルール違反”の自覚があったのか、自身のブログを更新し、「今日はカンカン(新之助)少し足痛めてたので、そのまま送っていく事にしました。そうしたら週刊誌いて、写真撮ってました、おいおい、朝からご苦労様です」と綴った。投稿には新之助と思しき子供の手を取り、歩いている様子の写真がアップされており、送迎の理由をアピールするかのような内容となっている。
「とはいえ、WEB女性自身の取材によると、團十郎が車で送迎をしていたのは1年ほど前からとのこと。ルール無視の“芸能人特権”にも見えるこの振る舞いですが、一部からは擁護の声も上がっています。他の家庭とは異なり、親も子供も顔が広く認知されてしまっているため、何らかの事件に巻き込まれるリスクがあるという点や、当の学校側が“例外がある”と半ば許容しているという点からです。ただ、子供の通学時のリスクを恐れるのであれば、初めから送迎を許可された学校を選ぶべきであり、学校からの特例措置も他の保護者からすると納得できないものでしょう。ネットにも『個人的理由で送迎するなら、他の子供の安全を最優先に考え、ルールを守ってる人たちに一定の理解をしてもらえるように配慮するべき』『特別扱いした場合に迷惑被るのは子供だから穏やかに解決してあげてほしい』などの声が見られました」(テレビ誌ライター)
すでに芸の道へと邁進しているぼたんと新之助だけに、他の小学生とは事情が全く異なるのは事実。しかし、ルールを守るという当然の行いを、父・團十郎が背中で示していく事もまた大切な教育だといえるだろう。
(木村慎吾)