20代までに比べて代謝が下がりやすい30代以降は、ダイエットも昔と同じ方法というわけにはいきません。次のような“NG習慣”を避け、無理なダイエットで簡単に調整できた過去とはお別れしましょう。
■過度な食事制限とツラい運動
過度な食事制限を続けていては、栄養不足による代謝の低下を招いてどんどん太りやすい体質になってしまいます。運動も“ツラい”“大変”なものを選ぶとなかなか続かず、結果を出しにくくなります。食事管理も運動も、“ゆるいルール”で確実に続けていくことが重要です。バランスのよい栄養摂取と続けやすい運動こそが、美ボディ維持の土台を築きます。
■我慢ばかりをすること
大好きなスイーツや家でゆったり過ごす時間を我慢するのではなく、上手に取り入れてストレスを溜め込み過ぎないようにすることが、心身ともに健康的なダイエットを実現させる鍵。よくない習慣は少しずつ減らすようにして、スモールステップで目標を設定すると実現しやすくなりますよ。
■カフェインやアルコールの摂り過ぎ
せっかく日々の食生活や運動習慣を整えても、無意識に取り入れている飲み物で努力を水の泡にしている可能性があります。飲み物にはこだわって、水や白湯、ハーブティーなど、体に優しく循環をよくしてくれるものを選びましょう。水分補給を改善することでお通じもよくなり、体重が減っていなくてもボディラインがスッキリするケースもありますよ。
頑張り過ぎや我慢のし過ぎは、心身を酷使してしまってよい結果を得られにくいもの。心と身体とていねいに向き合って優しくケアしていく心構えで取り組むと、自分の体が喜ぶ選択ができるようになっていきます。代謝のよい、食べても太りにくい体質を目指して、無理のない計画でボディラインを引き締めましょう。
(Nao Kiyota)