タレント・中居正広が12年間継続させてきた東日本大震災被災者への寄付を巡る「秘話」が「NEWSポストセブン」で紹介され、話題になっている。
2011年3月、中居がまだ当時のSMAPのリーダーだった頃に発生した東日本大震災。それから12年が経過した今年の6月13日には、SMAP(当時)を始め、ソフトバンク・孫正義代表や、ソフトバンクホークス・王貞治名誉会長らが発起人となった東日本大震災復興支援財団が、中居の継続的な支援に対する感謝状を贈呈していた。
同財団は公式サイトで〈SMAPの中居正広様にご寄付受付終了のご報告と、これまでの継続的なご支援について御礼訪問をさせていただきました。中居様には、テレビやラジオ放送、歌番組等、継続的に震災復興支援を呼び掛けていただきました〉と報告。〈これまでにお預かりしたご寄付は、全額東北の子どもたちのために活用させていただきます〉と綴っている。
そうした中、「NEWSポストセブン」が6月28日付の記事で、SMAPファンにとってはたまらないエピソードを伝えたのだ。
「記事では、テレビ局関係者の『(財団が綴った)“SMAPの中居正広様”という文言が示す通り、実は中居さんは、グループ解散後も個人名ではなくSMAP名義で寄付を続けていたのです』との証言を紹介しているんです。財団が設立されたのは11年ですが、周知のようにその発起人であるSMAPは5年後の2016年に解散。しかし、以降の7年間も中居は名義上、“SMAPの中居”として寄付を続けていたとのことで、ファンからは『これは泣ける。中居くんSMAP愛をありがとう』『涙出た。静かに想うってカッコよすぎ』『そりゃそうだよ。SMAPはもうグループじゃなくて苗字みたいなものだもん』などと感動する反応が並びました」(テレビ誌ライター)
今では、ジャニーズ事務所に残るのは木村拓哉のみで、中居は個人事務所、香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎は株式会社CULENに身を置き、散り散りになってしまったSMAP。しかし、リーダー・中居の心の中では、永遠に「SMAPの中居正広」という想いが存在し続けるのだろう。
(木村慎吾)