おかもとまり、「息子との混浴」問題から“行政のサポート”望むも批判が収まらぬワケ

 元タレントで現在はクリエイターのおかもとまりさんが、今年3月にツイートした内容が炎上した件について7月21日、改めて真意を説明した。しかし、なかなかうまく理解されていないようだ。

「彼女が3月にツイートした内容は、小学1年生の息子と温泉旅行に行ったものの大浴場へ息子と一緒の入浴を断られ、息子が悲しんだというもの。そうなるとおかもとさんはシングルマザーなので、息子は一人で入らざるを得ないのですが、『7歳くらいが1番心配なんですよ。。まだまだ目が離せない時期』であるとして、自宅以外のお風呂や更衣室は心配であることを綴っていました。最後に『どうか、シンママ(パパ)に優しい国になりますように』と締めたのですが、これに『おかもとは大浴場で子供との混浴を認めて欲しいと言っている』と読み取った人たちから批判が続出する結果となりました」(芸能記者)

 それを受けて、おかもとさんは7月21日、3月に行ったツイートの真意を改めてツイッターで説明。それによると「私はシンママだと旅行(大浴場)の際に、子供が異性の場合7歳以上だと混浴できない=家族風呂のある旅館(数が少ない)、部屋に温泉がついてる旅館(価格が高い)、だから大変だよね。ってことでtweetしました」「7歳までしか大浴場に入れないことは知っていました」「それなのに【幼児でも異性として嫌がる人がいる】【ちゃっかり7歳児を大浴場に入らせる気か】で燃えました。論点が違うんですよね」とつづった。

 おかもとさんはさらに、自分はルールは守っており、息子との温泉旅行時も高い野天風呂付きの部屋を予約したことを告白。自身について「気楽に旅行に連れていける収入が何とかあります」としつつ、「シンママの中では養育費すら貰えず、収入に苦しむ人が多くいます。金銭的にきついシンママでも、大切な子供との旅行を負担なく連れていってあげるには行政のサポートが絶対必要だなと思っています。本当に”旅行に連れて行ってあげたいけど大浴場問題があるから…”で旅行できないシンママがいることを理解して欲しいです」と「シンママ(パパ)に優しい国」の真意を説明した。

 ネットではおかもとさんの主張に理解を示す「これにクソリプ付けてる人達論点違いすぎて白目だわ」との声もある一方、「うちにも子供がいるので、気持ちは分からなくはないですが、どこまで行政サービスを求めるんですかね?」「温泉じゃなくても楽しめる所は沢山ある。子供が1人で温泉楽しめるようになるまでなぜ待てない?」など、今度は“行政のサポートが必要”との主張を批判する声が続出する事態となっている。

「条例で定める各自治体の混浴制限年齢は、かつては7歳以上から12歳以上まで自治体によってバラツキがありましたが、厚労省の通知を受けて2021年以降、引き下げの動きが促進。現在ではほとんどが7歳以上からNGとなっています。このことはおかもとさんに限らず、小学校低学年の異性の子供を持つシングル親の悩みのようです。現状は、大浴場に入るなら親が異性だったら、同性の祖父母に一緒に入ってもらうとか、水着着用の温泉に行くなどの工夫で乗り切っているようです。おかもとさんが望むような行政サポートというのが具体的にどんなものかイメージがわきにくいことが批判の声が出る原因のようですね」(旅行誌ライター)

 ここまできたら、何かと真意が伝わりにくいSNSではなく、「シンママ(パパ)に優しい国」実現のために、しかるべき場をもうけ、実際に対面して議論すべきかも。

(柏原廉)

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