3月にイギリスの公共放送「BBC」がジャニーズ事務所の創業者である故ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題を告発した番組「プレデター(邦題:J-POPの捕食者)」が放送されたことで、これまで問題を報じてこなかった日本の大手メディアも動き始めた。5月14日には同事務所の藤島ジュリー景子社長が謝罪。東山紀之や櫻井翔、中丸雄一が自身が出演する番組でこの問題にコメントを出す一方、7月にはシンガー・ソングライターの山下達郎と音楽プロデューサーの松尾潔氏によるSNS上でのバトルが勃発するなど、多方面に波紋を呼んでいる。5月25日配信の記事では、この問題の「予想だにしなかった影響」について検証した。
5月23日発売の「フラッシュ」が、ジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏の性加害問題について取り上げた。今回、元ジャニーズJr.のA氏が、過去に受けた被害について明かしている。
「A氏によるとJr.時代、ジャニー氏のマンションに泊まった際に、下半身をマッサージされる性的被害を受けたのだとか。A氏の被害はそこまでだったそうですが、隣で一緒に寝ていた別のメンバーは、下半身をジャニー氏に咥えられていたとのこと。さらに、ジャニー氏は歯を立てていたらしく、そのメンバーのアンダーウエアに血が付いていたそうです」(芸能記者)
そんなジャニー氏の性的嗜好は、Jr.メンバーたちの間で周知の事実だったそう。そのため仲間内では、ベッドで被害に遭うことを「“カルピス”やられた」と隠語を使い話していたという。するとネットでは、ジャニーズメンバーと飲料の「カルピス」の関係を心配する声があがっている。
「今回の報道後、“カルピス”が性被害の隠語になっていたことについてネットでは、『(飲み物の)カルピスへの風評被害じゃん』『もうジャニーズはカルピス絡みの仕事ができなくなりそう』と話題に。また、『カルピス』を販売するアサヒ飲料といえば現在、『三ツ矢サイダー』のCMに櫻井翔や相葉雅紀、関連商品に『美 少年』(ジャニーズJr.)を起用しています。カルピス自体のCMではないものの、一部ファンからは『「カルピス」の会社は、もう自社商品にジャニーズを起用しなくなるんじゃ…』と心配する声も飛び交っています」(前出・芸能記者)
ジャニーズタレントは今後、カメラの前でカルピスを飲みづらくならなければいいが。