歌舞伎町の元人気ホステスでモデル・実業家の愛沢えみりが自身のYouTubeチャンネルを更新。
「皆様に大事なお知らせがあります。」というタイトルで投稿された動画(7月14日付)の中で、自身がプロデュースするアパレルブランド・「EmiriaWizエミリアウィズ」が10周年を迎えたことを涙ながらに報告している。
24歳でブランドを立ち上げた当初は、今よりも水商売に対しての風当たりも強く「接客嬢がアパレルブランドを作って続くわけがない。」「お遊びでやっている」などと陰口を言われたこともあったそうだ。アパレルについて右も左もわからない中、通訳をつけて単独で中国に行き、現地のスタッフとコミュニケーションを取り、洋服を形にしていったこともあったようだ。
そんな中、彼女の口からとんでもないことが発表されたのだった。
「新宿・歌舞伎町にある実店舗を7月末で閉店することが発表されたんです。当時、接客嬢が立ち上げたブランドということで、様々な商業施設に出店を断られ続けた愛沢は、路面店を借りてハイブランドの店と同じくらい内装にこだわり、かなりのお金をかけたそうです。しかし、歌舞伎町の接客嬢を引退後も、変わらず歌舞伎町にある実店舗に違和感を覚えていき、さらにブランドを成長させていくために閉店を決めたそうです」(WEBライター)
さらに、同ブランドをよく知るアパレル関係者からはこんな声が…。
「歌舞伎町の実店舗には、一度でも商品を購入するといつでも無料でヘアメイクをしてもらえるという、他のアパレル店にはない特別なサービスがあったんですが、それが今年の3月で終了してしまったので、『もしかしたら店舗がなくなるのかも?』と、アパレル関係者の間でウワサされていました。愛沢さんの言う通り、店舗は歌舞伎町にあるものの、エミリアウィズのお洋服は清楚系のワンピースや、最近ではパーカーやTシャツ、キャップなどカジュアルなデザインのものも増えていたので、購入する客層と出店場所がズレてきてしまったようですね。しかし、彼女のブランドの洋服は生地もしっかりとしており、シルエットにもこだわった素晴らしいものばかりですから、店舗で試着出来なくなることを残念に思うファンも多いことでしょう」
現在はアパレル業の他にも、スキンケアブランドの立ち上げやアイドルプロデュース、美容クリニックの経営など、幅広く活動している愛沢。この苦渋の決断により、さらにブランドが成長していくことだろう。
(佐藤ちひろ)