福原遥と深田恭子によるW主演のドラマ「18/40~ふたりなら夢も恋も~」(TBS系)の第3話が7月25日に放送され、福原の“涙の演技”に大きな反響が寄せられている。
今作はキュレーターになる夢を持つ18歳の大学生・仲川有栖(福原)と恋を後回しにして来た40歳のアートスペシャリスト・成瀬瞳子(深田)の女性の絆を描いたドラマ。第3話では、有栖が妊娠していることを父・市郎(安田顕)に打ち明ける山場がやってくる。
「相手とは別れ、1人で産んで育てる」という有栖に「子供を産んで育てるのがどれほど大変なことかわかっているのか。親2人いたって大変なんだよ。それをまだ子供のお前が、1人でなんて無理に決まってるだろ!」と声を荒らげる父。そのあげく、「だったら子供をおろせ!」と言ってしまう2人の熱のこもった演技に、ネット上には、「安田さんと福原遥ちゃんの演技合戦に涙出る」「どっちも辛い」といったコメントが寄せられた。
特に「子供をおろせ!」と言われ、涙で顔がくしゃくしゃになりながら「私の赤ちゃん勝手に殺そうとしないでよ」「お母さんだったら絶対そんなこと言わなかった」と言葉を絞り出す福原の演技は圧巻のひと言。朝ドラヒロインの面目躍如といったところか。
そんな福原の熱演で、2019年に放送されたドラマ「3年A組‐今から皆さんは、人質です‐」(日本テレビ系)での福原を思い出すといった声も散見される。
「福原が演じたのは、一方的な思い込みだけでフェイク情報を拡散しようとする女子高生・水越涼音役。その軽はずみな行動に対して担任の柊一颯(菅田将暉)から『感情で過ちを犯して許される年齢ではない。自分の言葉に、行動に、もっと責任を持て』『言葉一つで簡単に、命を奪えることを忘れるな』と激しく叱責され泣き崩れる第6話の福原の演技は、当時SNSで大きな話題となりました。福原の女優としての快進撃は、ここから始まったのかもしれません」(芸能ライター)
朝ドラヒロインを経て、今やGP帯で主役を張る福原遥。今後のドラマの展開とともに、今後の福原の女優としての活躍にも注目したい。
(窪田史朗)