複数の女性との不倫問題が報じられ、地上波から遠ざかることになったアンジャッシュ・渡部建に、テレビを主戦場としてきたスタッフが手を差し伸べ、今年4月、YouTubeチャンネル「アンジャッシュ渡部がいつか地上波のグルメ番組に出ることを夢見てロケハンする番組」が開設された。
オリエンタルラジオの中田敦彦が、自身のYouTubeチャンネル「中田敦彦のトーク」の6月29日配信回でこれを取り上げ、ベタ褒めしたのを契機にチャンネル登録者数は増加傾向。8月7日現在で12.5万人となっている。
毎回、「神回」「こんな渡部が見たかった」と称賛の声が寄せられる中、こと7月28日と8月4日に前後編として配信された東京・豊島区を舞台としたグルメリポートには、「渡部こそ持ってる男」「感涙もの」との声が相次いだ。
「前編で、ふらりと立ち寄り、渡部が撮影許可を取りつけて海鮮居酒屋に入店。50代の男性店主は2年半前に魚好きが高じてこの店を開いたそうで、元プロテニスプレーヤーという異色の経歴の持ち主ですが、撮影を終え、渡部らが店を後にするタイミングで一組の夫婦が入店してきました。そこで、束の間の交流をしたあと、取材は他店へと続くのですが、後編の番組終盤に、スタッフとLINE交換していたその夫婦から感激の連絡が。実は、プロテニス選手を目指していたという奥様は、渡部と入れ替わりに入った海鮮居酒屋の店主が、かつて自分のコーチを務めてくれていた恩人と旧知の仲だと知り、そのコーチと電話をつないでくれたというんです。『すごくない? なんかオレ、このチャンネルでめちゃめちゃ運を使ってる気がする』と渡部。『渡部さんが(活動自粛で)3年間溜めてた運がこの番組で解放されまくってる』とスタッフも上機嫌でした」(ネットライター)
後編では、取材中のスナックで出会った女性シンガーソングライター・さいとうはるかさんが出したCDを宣伝した渡部。「YouTubeで渡部が来てCDを宣伝。この強運の持ち主、芸能でいちばん大事なのは、“持ってる”か、“持ってない”か。彼女は確実に持ってます!」とカメラにジャケットを向け、アピールしていた。
「そもそも、佐々木希ほどの美女と結婚。ショッキングな内容の不倫後も離婚されずに、4月27日には第2子が無事誕生。芸人としての実力とは別に、ある意味、渡部も“持ってる”男ですよ」(前出・ネットライター)
ちなみに、さいとうさんのシングル「ヒロイン」は、後編回のエンディングに採用されている。
(所ひで/YouTubeライター)